プリンセス ページ1
〇プリンセス
「ごきげんよう」
上品な笑みを浮かべながら会釈する彼女
今日は神楽木家主催の晩餐会
誰よりも目立つ美しいドレスを着こなす彼女は
さすがとしか言いようがない。
彼女の挨拶回りが終わるまで
俺は大人しく隅っこに佇む
「あ、廉じゃん」
「おー、久しぶり」
同級生
彼も言うまでもなく御曹司
「プリンセスは今日もお美しいなぁ」
同世代の中でも
やっぱりAは特別な存在
完璧なプリンセス
「付き合ってるんでしょ？」
「あ、、知ってたん笑」
「みんな知ってるって笑
いいなぁ、あんな可愛い子と
やっぱりさ、プライベートも完璧？」
「えー、、まぁ、笑」
ついさっきのことが思い浮かんで
思わずニヤニヤしてしまう
遡ること1時間前
「A〜、あれ
え、何してるん笑」
「あ、おつかれっす」
Tシャツにジャージ
完全にオフモードの姫がベッドに寝転がりながら雑誌読んでる
「え、時間大丈夫なん？」
「あぁ、今日気分じゃない」
「は？笑」
わがままプリンセス
「ずーっとここで永瀬廉眺めてたい」
そんなこと言いながら
雑誌中の俺の頭をなでなでしてる
本物ここにおるんやけど、笑
「ちょっとだけ頑張ろうや」
「やだ、、」
「俺おるよ？」
「えぇむり、、、じゃあ、あとでカラオケ連れてってくれる？」
「え？笑」
「シンデレラガール歌ってくれる？」
「ん、まぁ、いいよ笑」
「ほんと？！！
じゃあ、よろこんでプリンセスになります！」
風のように走って
ヘアメイクして、ドレス着て
「ごきげんよう、永瀬様」
完璧。
「廉ー！」
「あ、おつかれ」
挨拶回りを終えて
俺のところに舞い戻ってきた
「みんな褒めてくれた！
今日もお美しいねって！」
どうしても
嫉妬してしまう
Aの美しさを知ってるのは俺だけでありたいのに
どいつもこいつも、、
「ねぇ、廉」
「ん？」
「私、可愛い？？？」
「え？笑
みんな褒めてくれたんやろ、自信持ちや笑」
「私、、廉に褒められるのが1番嬉しい」
陶器のような白い肌を
桃みたいなピンクに染める彼女が愛おしい
「世界一可愛い」
彼女は俺だけのプリンセスだ。
END
ーーーーーーー
久しぶりに書きたくなったお坊ちゃまとお嬢様の世界！！！
ゆるーく短編を書いていきたいと思います！
リクエスト下さったらできる限りお答えします！
よろしくお願いします！
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瞳(プロフ) - hasさん» hasさんコメントありがとうございます！少々私生活が忙しく、ログアウトしており、返信が遅くなり申し訳ありません！また時間と気持ちに余裕ができたら新しい作品でも書こうかなと思っております！いつも応援ありがとうございます！ (2021年5月21日 20時) (
レス) id: d36cee976f (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - 瞳さん！お久しぶりです！月からhasに名前を変更致しました。またお話書いていただけないでしょうか？瞳さんのお話大好きなので。返信していただけると嬉しいです！ (2021年5月11日 23時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 月さん» どこまでも着いてきてくれる月さんしか勝たん！って感じです！いつもありがとうございます！！！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: 5c726e52d1 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - あぁ瞳様！笑ほんとに感謝カンゲキ雨嵐です笑永瀬が旦那様の世界どこですか笑 (2021年2月24日 17時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2021年2月16日 15時
