コンビニ ページ2
〇コンビニ
「あ！！！やばい！！！！！」
お風呂上がり
俺は1人でリビングでテレビ見てたら
洗面所から彼女の大声
「紫耀！やばい！！！」
「なに、笑」
すっぴんの彼女はとことこ走ってくる
「化粧水きれてた！」
「あ、買わなきゃね」
「いや！今日の分もないんだよ？！」
「1日くらい大丈夫だよ」
「は？私はアイドルなの！大問題！
私、コンビニに代わりのやつ買いに行く」
「今から？危ないよ、俺買ってくるよ」
こんな可愛い子が夜道を1人で歩くなんて
彼氏として許せない
「いいの、大丈夫」
「じゃあ、一緒に行く？」
「え、、？」
「行こうよ」
彼女は苦笑いしながら
「撮られてもいいように可愛くしていこっと」
大好き
「久しぶりだね、2人で外出るの」
「ね！！デートみたい笑」
夏の夜
人気のない道を手を繋いで歩く
いつも華やかな香水をつけてる彼女だけど
お風呂上がりだから、シャンプーの優しい香りがする
今すぐぎゅーってしたいけど
さすがにそれは帰宅してからに取っておこう
「ねぇ、紫耀」
「んー？」
「幸せすぎて、困ってる」
生きるのがつらいと
いっぱい泣いてた彼女の口からそんな言葉が出るなんて
涙が出そう
「奇遇だね、俺もだよ」
「紫耀がいなくなったらどうしようって、時々思うの」
「ふふっ笑
俺、どこ行っちゃうの？」
「ほかの女のところ
紫耀を狙ってる女なんて無限にいる」
可愛い
可愛すぎる
どちらかというと
俺の方が愛が重いから
彼女は特に何も考えてないと思ってたけど
しっかりヤキモチ妬いてくれてる
「いっそ、週刊誌に撮られて、私の男ですよアピールしたい」
そんなこと言うから
我慢できなくなって
「俺、Aしか興味ない」
彼女を抱きしめた
シャンプーの香りがした
「やだ！前言撤回！撮られたくない！」
上手にすり抜けるAは相変わらずだけど
「私だって、紫耀しか興味ないもん」
そう呟いて
コンビニにスタスタ歩いてく
雑誌コーナーには
Aの表紙の雑誌を立ち読みしてる男がいて
謎の優越感に浸る俺
自分の性格の悪さに若干引くけど
好きなんだもん、仕方ない
「お待たせ」
お会計したAは
レジ横の機械で入れるカフェラテを
2つ手に持って、にこにこしてる
「着いてきてくれてありがとう、私の奢り」
優しいミルクの味がした
大好きな人と
夜中にコンビニに行く
人生色々あるけど
こういう時間が
何よりも幸せだったりする
END
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瞳(プロフ) - 涼杜兄妹さん» ありがとうございます(ृ´͈ ᵕ `͈ ृ ) (2022年11月8日 0時) (
レス) @page50 id: ffe8ee3890 (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 更新、うれしい…(´；ω；｀) (2022年11月8日 0時) (レス) @page50 id: a89c13a921 (このIDを非表示/違反報告)
えむちゃん(プロフ) - リクエスト確認してからすぐに書いてくれてありがとうございました(T_T)設定変えやつでもすごくキュンキュンでした(T_T)パーフェクトヒロイン本当に大好きなお話なのでぜひまたリクエストさせてください(;_;)♪御リクエスト答えてくれてありがとうございました！♪ (2022年1月17日 23時) (レス) @page39 id: f39b1306e8 (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - えむちゃんさん» 遅くなりましたが、更新しました！設定少し変えましたごめんなさい！リクエストありがとうございました！ (2022年1月17日 20時) (レス) id: 79d44b0579 (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - えむちゃんさん» えむちゃんさん、リクエストありがとうございます！確認遅くなりすみません。思いつき次第、更新します！ありがとうございます！！！ (2022年1月16日 0時) (レス) id: 79d44b0579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2021年7月31日 9時
