検索窓
今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:169,768 hit

3 ページ3

.


玲於side





仕事終わりにジムで体うごかして、喉乾いたーって

ジムで会った亜嵐くんと自販機に向かう





亜「へえ、玲於がそこまで言うの珍しいじゃん」


「まじで可愛かった」


亜「連絡先は?聞いてないの?」


「…うん、ちょっと後悔してる」


亜「これだからシャイボーイは、笑」





うるさい、って言い返してパッと前をみたら

昨日見たあの可愛い子がいて





「…え、あの子」


亜「ん?…あ、臣さんの浮気相手じゃん」


「…あの子が?」


亜「そうだよ、あ、ほら。臣さん」





亜嵐くんの目線の先にはあの女の子と臣さんがいて

むかつくくらいお似合いで

身長差といい服装といい、全てがお似合いで

誰もが羨むようなカップルそのものって感じだった





亜「お疲れ様です!」


臣「あ、おつかれ」


「…お疲れ様です」


臣「…あ、こいつ俺の彼女ね」





A、俺の後輩 って俺らのこと軽く紹介してくれて

あー、たしかに隼、Aちゃんって言ってたなって

この子が臣さんの浮気相手か





A「…あ、昨日はどうも。偶然ですね、」





俺にそう言って優しい笑顔を向けてきたあの子

なんかもう、ばかみたいに可愛くて





臣「え?知り合い?」


A「昨日ね、タオル落としちゃったのを拾ってもらって」


臣「そ、玲於ありがとな」


「…あ、いえ」





じゃあまた、って2人で歩いてどっか行っちゃって

残された俺はもう放心状態で

亜嵐くんは何か察したような感じだった





亜「…まさかAちゃんの事だとは思わなかった」


「…俺だって思わねえよ、」


亜「いや、ごめん…なんか何て言っていいかわかんねえわ」


「…浮気相手、か」


亜「いくら浮気相手でも先輩の彼女には変わりないんだから、やめとけよ」


「…わかってる」





わかってるけど、なんか違う

今までだったら人の彼女なんて興味もなかった

…だけどまじで、今回は違う気がする



ちゃんと会話したこともないし

あの子のことまだ何も知らないし

…臣さんの彼女だし?





亜「でも可哀想だよな、浮気相手なんて」


「うん、…あんなに可愛いのに」


亜「…まあ先輩の彼女好きになったところでいいことなんて1つもないと思うよ、」


「…わかってるから、好きになる訳ねえじゃん」





なんて言ってみたけど

俺があの子を気になってるのは確かで

先輩の彼女だってわかった上ででも気になってて

自分でもよくわからない



.

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (155 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
680人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆらん(プロフ) - 玲亜さん» ありがとうございます、待っててください! (2018年2月25日 2時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - 更新待ってます(><) (2018年2月25日 2時) (レス) id: 57fa1cde7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆらん(プロフ) - しをちゃさん» ほんとですか!ありがとうございます( ; ; ) (2018年2月12日 21時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
しをちゃ(プロフ) - 続き楽しみにしてます!玲於くんが素敵過ぎて鼻血出ます(o ̄∇ ̄o)♪ (2018年2月12日 21時) (レス) id: 2f52667945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらん(プロフ) - ははりんさん» はじめまして、コメントありがとうございます!! (2018年2月4日 21時) (レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆらん | 作成日時:2018年1月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。