148話 ページ37
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「起きてすぐに何も食べずに話してたから、血が足りなかったんだな。あとは単純に空腹だ」
「じゃ、じゃあ大丈夫だよね？」
「おう！今しっかり食べてるしな！」
「ん？」
頬をパンパンに膨らませたゾロが振り返るも、苦笑いをして手を振り何も無いことをアピールするA。数秒見つめていたものの、また向き直って食べ始めたゾロの手は未だ止まりそうにない。
ちなみに、ルフィへの願掛けで断食しようかと思ったがチョッパーにドクターストップをされた。
「A、体調はどうだ？診察したいんだけど、大丈夫そうか？」
「大丈夫だよ、かなり楽になったし」
「そうか！よかった！なら行こう」
共に別室へ向かったチョッパーと彼女の気配を見聞色で捉え、気配が完全に戻ってきていることにゾロは内心安堵する。それと同時に先ほどの自分のみっともなさに思わず頭を抱えた。
ローに話を聞いていた際、チョッパーが逃げ去った後にローがゾロを嘲るように言ったのだ。
_______「憶測だが、�猯�煩い�瓩鯣�症するのは恋することを許されない或いは恋が叶わない状態にあるときだ」
_______「てっきり、ロロノア屋の女になったと思っていたが……どうやら違ったらしい。もしそうなら、
_______「バジル・ホーキンスはあいつを�牘震伸瓩噺世辰討い拭�カイドウ側だったんだ、許されない恋とやらになるんじゃないか？」
ロー自身寒気がするようなセリフだったし、実際ゾロの意識がそれた時点でサムイボが凄かった。恋だの何だのは柄ではないし、わざわざ敵になる野郎相手に何故こんなことを、と舌打ちしたくらいだ。
そこに彼女のあの発言である。修羅場に足を突っ込む気はさらさらなかったので即座に逃げたし、事実ゾロはブチギレて暴走した。判断の速さが光る瞬間だった。
まあつまりは、ローのせいであり彼女のせいである。
それでもゾロはみっともなく縋ったし、あまつさえ口説いている途中でぶっ倒れたのだから格好つけるどころの話ではない。
さまざまな経験を通して心身ともに成長したゾロではあるが、未だ21歳の若者だ。そりゃあ好きな女の前ではカッコつけたくもなる。
とはいえ、最後にゾロが見たときよりずっと顔色は良く、その雰囲気も晴れやかなものだった。結局ゾロは何一つ手が出せないまま事が終わったのだと悟り、肩の力を抜きながらもほんの少し悔しいのもまた事実。
心配しながらも軽い仲間達の言葉に生返事をしつつ、さてどうやって縫い止めようか思案していた最中、診察を終えたAが帰ってきたので思考を止めた。
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雅榴(プロフ) - あやさん» 今作で更に好きになれたなら嬉しいです〜！👏 たくさん楽しんで頂けたなら幸いです。こちらこそ読んで頂きありがとうございました！コメントもありがとうございました！ (2022年12月13日 16時) (
レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - この作品を読ませてもらって本当にドキドキとときめきが止まらなかったです！元々ゾロは好きだったのですがこの作品でもっと好きになりました。素敵な作品をありがとうございました✨これからも頑張ってください応援してます！ (2022年12月13日 9時) (レス) @page49 id: 0f7e0fb150 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - 翠さん» たくさんのお言葉ありがとうございます！とても楽しんで頂けたようでとても嬉しいです！長いし文も多いのに最後まで読んで下さってありがとうございました。時折頂けたコメントも嬉しかったしモチベになりました。コメントありがとうございました！(*´∀｀*) (2022年12月3日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - なな姫さん» ありがとうございます〜！楽しんで頂けたなら何よりです！次回もまたONE PIECEかなと思っているので、その時もまたお付き合い頂けると嬉しいです。コメントありがとうございました〜！ (2022年12月3日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 長文、何度ものコメント、失礼いたしました。お体にお気をつけて、過ごしていって下さい。今までも、これからも、応援しています！╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月3日 19時) (レス) @page49 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
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