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貴女Sade



『ありがとうございました!またお越しください!』


17時少し過ぎ。最後のお客さんを見送る。「美味しかったです。また来ます!」と両親。そして「ばいばぁい!」と満面の笑みで元気いっぱいに手をふる女の子。ん〜可愛い。


父「いやぁ今日は凄かったな」

母「そうねぇ」


いままでやってきた中で1番疲れたかも…


母「ねぇA。ちょっとお使い頼まれてくれないかしら?」

『いいけど…明日定休日じゃなかったっけ?』

母「うん。そうなんだけど出来るものは今のうちに済ませておきたいじゃない?」

『たしかに』

母「じゃあ、これメモね〜」

『はいは〜i…って、えぇ!?何この量!?多分1時間はかかるよこれ!?』


メモには食材の他に日用品やハルちゃんのオモチャ、いやこれなにに使うん?っていうような物も。色んな場所に行く事になりそうだなぁ。


母「んーお願い!そこをなんとか〜!」

『んぅ〜…。わかったよぉ…』


まぁ別に苦ではないから良いけどね。


母「ありがと〜!食材はお店の冷蔵庫に入れてね!あと、厨房裏の入口は閉めておくからお店の入り口から入ってね〜」

『?わかったぁ』


いつもなら厨房裏から入ってって言うのに…。
なんでだろ。まぁいいか。と一人で解決した。←

そしてお使いの準備をし、車を走らせた。

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作者名:海月ちゃん | 作成日時:2023年5月17日 0時

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