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貴女 Side


22:00には閉店。…のはずだったが。少しやることが遅くなってしまった。


母「A〜。後お皿仕舞うだけだから先に家に帰って大丈夫よ〜」

『うん。わかった!じゃあこっちの在庫数えたらにするね〜!父さんも母さんも明日早いからほどほどにね!』

父「分かってるさ。心配しなくて大丈夫だよ」



ひぃ…ふぅ…みぃ…っと。さてと。こっちの在庫確認も終わったし。帰るk「ガラガラガラ…」ふとお店のドアが開く音が聞こえる。明かりも付いてたし、まだ営業中と勘違いして入ってきちゃったのかな?


『すみませんお客様。本日の営業は終了し…ま………』


言葉を失った。


「お袋さん、おやじさんすまねぇ」


だって私の目の前にいるのは


「コイツ、少し借りてもいい?」


万次郎なんだから。

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作者名:海月ちゃん | 作成日時:2023年5月17日 0時

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