柱を辞めてから毎日追いかけられています

十二話 竈門炭治郎編 ページ13

炭影「それがお前の答えか」


「あぁ...俺は禰豆子を人間にするまで死ぬわけにはいかないんだ！！」


俺の影と刀を交える。
やはり俺の影だ、同じ呼吸を使ってくる....このままじゃ負ける...



炭影「負ける...か」



え...


炭影「負けろ。お前は弱い！このままじゃ禰豆子は死ぬ！ならばここでお前は死ね。俺が殺してやる、禰豆子を...鬼をな！！」


！っ...



「お前には負けない！俺は俺の力で禰豆子を元に戻すんだ！！」



影の刀を飛ばす。


炭影「殺せ...俺を殺せばお前の勝ちだ」


殺す...そんなの出来るわけないだろ...


俺は影を抱きしめる。


炭影「な...っ！」


「俺の影は俺の中にいていいんだ」


炭影「....」


「俺は1人では生きられない。お前がいるから、俺は生きられるんだ。ありがとう」


炭影「！....っ...ありがとう...」


俺の影が消えた...！


「こ...ここは...」


俺がいた場所はAさんの家の目の前だった。

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