TRIBEのちび物語4

ある日ある場所での火星人のお話(ゆうた×数寄) ページ29

龍友side

ジェネハウスにはそれぞれ自分が好きな
居場所がある

例えば涼太

コーヒーを片手に
ハンモックに座って本を読む
すぐモテようとするんだから

どーせファンの子に
『コーヒー片手とかかっこいい！大人💕』
『難しそうな本も似合う💕』
とか言われるのも想定済み

涼:聞こえてますよ😐️

龍:あ、聞こえてた？(笑)

まぁ落ち着いてるだけマシや
意味わからないのはうちのちび問題児

ベランダから入る日光を浴びながら

裕:ふぁ〜🥱

リビングのど真ん中で寝そべってますわ

龍:邪魔や(笑)

裕:ふんでいってもええよー

なんて今日も呑気にYouTube再生中

YouTubeに飽きたら庭の椅子に
腰かけてぼーっと空を見てる

そして急に

裕:ﾊｯ!😮りょーたくっしゃっかーしよー

涼:サッカー？ええよー

2人と土手へサッカーをしにいく
僕は見てるだけやけど

しばらくすると

涼:あれ？裕太くん飽きたー？(笑)

サッカーボールは裕太くんのところへ
あるのに蹴り返す気配なし

うずくまって体調でも悪いんかと思ったら

裕:みてーみつばのクローバー☘️

なんてどこにでもあるクローバーを
見つけてきた

涼:いや三つ葉かい！普通…

サッカーボールそっちのけで
三つ葉探しだしましたわ(笑)

やっぱ変わってますねうちの宇宙人

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