トリップしてもコンビニ店員してる【呪術廻戦】【 HQ 】 (ページ20)

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#19.助けて野薔薇ちゃんページ20

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『…………んぁ、』

カーテンの隙間から漏れる明かりで目が覚めた。
私いつの間に寝てたんだ。

『…？』

まだぼうっとして働かない頭を動かそうとしていると体が動かないことに気づく。

｢ん…｣
『……ん？』

上から声が聞こえ、目線を上にやる。

五条さんがいる。

私に抱きついて寝てる。

『ぅうあああ！？！！』
｢んん～なーに朝か…ら…！？！！！？！｣

一瞬で目が覚めた。
私の声で起きた五条さんがびっくりして私から離れたと思ったらベッドから落ちてた。

｢ご、ごごごごめん！！！待って！？あの後から記憶ないんだけど！！！｣
『は！？記憶ない！？正気かこの工口教師！！』
｢工口教師！？！どういうこと！？！！？！｣
『初めてだったのに！！！』
｢エッッッッ｣

私の初めて奪っといて記憶ないって酷くないか。どんだけ下戸だよ、下戸悟。

大声で言い合ってると外からバタバタと足音が聞こえてきた。
そしてバンッと勢いよく開く部屋のドア。

｢Aさん！！どうしました！？！｣
｢先生アンタ何した！！！｣
｢なんでAさん先生の部屋に居んの？？｣

1年sが息を切らして来てくれた。
私は野薔薇ちゃんに抱きつく。

『助けて野薔薇ちゃん！！！！』
｢Aさん！！おいこのクソ教師何しやがったゴラァ！！！｣
｢いや！？！ちょっと待って！？！？｣

私を抱きしめて五条さんに叫ぶ野薔薇ちゃん。
私と結婚してくれ。