先輩とデート…？ ページ10
*
｢Aちゃん何食べたいとかある？｣
｢うーん、、先輩のおすすめは…｣
｢じゃあ…、ドーナツ食べる？｣
｢はい！｣
早速入ったドーナツ屋さんは高校生やら親子やらで賑わっていて、
そんな所に放課後来る自分に、青春ぽいなぁと思った。
このお店はカウンターでドーナツを受け取ってから席に座る形式。
｢うわ〜どれにしよ｣
まるで金輪際ドーナツが食べられへんくなるみたいに、真剣に悩んでいる先輩。
''これ絶対うまいやん！''とひとつひとつに反応する姿が愛おしい。
｢Aちゃん決めた？｣
パッと私を見て先輩が聞く。
意外と距離が近くてドキッとした。
｢えっと、私はこれで！｣
まるでデートみたいな幸せ空間に、私はまだふわふわした気持ちのまま。
ケースに並ぶどのドーナツより、今私の気分の方が甘いと思う。
大橋先輩は可愛らしい苺の乗ったドーナツ、私は抹茶にミルクのかかったドーナツを、それぞれ取ってレジへ進む。
先輩は、私に''ええよ''と一言だけ言って奢ってくれた。
まだ食べてないけど、多分人生で1番美味しいドーナツ。
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まるこ。(プロフ) - ナポリタンさん» ご愛読、コメントありがとうございます！うわ〜すごく嬉しいです〜🥲ぼちぼち更新して参りますので、これからもお付き合いいただければ✨️ (2022年11月28日 0時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - 続き待ってます！曲聴きながら読んでたらいつの間にか泣いてました😭 (2022年11月26日 15時) (レス) @page7 id: 9018b286e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年11月12日 11時
