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靴を履き替えていると、校舎内がいつになく静かで、なんだか寂しく感じた。
和也先輩は、もっと寂しいんかな、
高校生活最後の文化祭、寂しくないわけないか。
一緒に買い出しとか、してみたかったな。
感傷に浸りながら階段を上がろうとした時、上から降りてくる人に進む足を止められる。
｢…和也先輩、｣
さっきは衣装だった服装が、クラスTシャツと短パンに変わっている。
｢…Aちゃん、ここおったんや｣
気まずいのは、さっき私が話さずに戻ったからなのか、
それとも、先輩の様子がなんだか変な感じ、やからなのか。
和也先輩は、私との差が5段くらいの場所で立ち止まった。
そして私を見下ろしながら、くぐもった声で言う。
｢…なんで、さっき無視したん｣
見下ろされてるはずやのに、なんで上目遣いなんやろ…そこはどうでもいいか。
｢あ、いやあれは、無視したわけじゃ、｣
｢俺めっちゃ頑張ってたんやで？｣
｢…ふっ、可愛いかったです｣
私は本当に思ったことを言ったのに、先輩はツンとした顔をする。
''なんで''なんて聞いてくるくせに、
どういう意図でそう聞いてるのかはいつも教えてくれへん。
そのくせそうやって不貞腐れたような顔をするから、
私はまた混乱するんや。
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まるこ。(プロフ) - ナポリタンさん» ご愛読、コメントありがとうございます！うわ〜すごく嬉しいです〜🥲ぼちぼち更新して参りますので、これからもお付き合いいただければ✨️ (2022年11月28日 0時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - 続き待ってます！曲聴きながら読んでたらいつの間にか泣いてました😭 (2022年11月26日 15時) (レス) @page7 id: 9018b286e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年11月12日 11時
