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*
｢大橋先輩、お疲れ様でした｣
パタパタと顔を手で扇ぐ先輩にそろっと近づいて、声をかける。
｢おおAちゃん、ありがとう｣
呼び方戻ってる…
にしても、汗も滴るいい男ってよく言ったもんやな。
｢あの、、さっきありがとうございました｣
｢、ああ、ううん。当たらへんくてよかった｣
うん、この反応、名前呼んでくれたんはやっぱり大橋先輩で間違いない。
じゃあ、私の聞き間違いじゃなければ、先輩は…
｢あの、先輩、さっき私の事…なんて呼びました？｣
｢…え、？
A、ちゃんって呼んだで？｣
先輩が目を逸らした。
確信犯や！
｢ちゃいますよ！絶対！私この耳で聞きましたもん！｣
｢急になに〜？そんな大きい声出して〜｣
｢誤魔化そうったって無駄ですよ？
私が先輩の声を聞き間違えるわけが無い。｣
さっきは動揺してただけで、ちゃんと聞いてたんやから！
｢…もう、｣
先輩は手で首を摩った。
照れてる顔をしてる。
｢…なんて呼んだんですか｣
どうしてもちゃんと言って欲しくて、私はそう追撃する。
｢…Aちゃんって、、呼んじゃいました、｣
先輩が上目遣いになって、そう語尾を濁らせた。
いま、バキューン！って音がした気がする…
そんなん…可愛すぎる、。
｢急やったから、つい間違えて｣
｢間違いって言わないですよそれは。
それに、そう呼んでもらっても、いいですし…｣
｢そう呼んでほしいん…？｣
また伺うように上目遣いになる先輩。
攻撃力が高すぎ。
また私のことを無意識にやっつけようとする…
｢…先輩に呼んでもらえるなら、もう何でもいいですよ！｣
私はちょっとヤケになってそう言った。
すると先輩は
｢分かった、じゃあAちゃんって呼ぼ〜｣
と笑った。
待ち望んだこの瞬間…染みるなあ…。
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まるこ。(プロフ) - ナポリタンさん» ご愛読、コメントありがとうございます！うわ〜すごく嬉しいです〜🥲ぼちぼち更新して参りますので、これからもお付き合いいただければ✨️ (2022年11月28日 0時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - 続き待ってます！曲聴きながら読んでたらいつの間にか泣いてました😭 (2022年11月26日 15時) (レス) @page7 id: 9018b286e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年11月12日 11時
