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お弁当と友達を教室に残して、3年の階に下がる。
友達には、一瞬覗いてすぐ戻ると言っておいたし、
今日はあくまで下見。
先輩が何組なのかも聞いておくべきやったな。
5クラスある教室を一つ一つ覗きながら廊下を歩く。
さながら不審者。
先輩のフロアって妙に緊張するから、出来れば早く帰りたい。
でも、全然見つからへん。
トイレかな…
｢なにか御用？｣
突然後ろから声をかけられ背筋が伸びた。
トイレから出てきたらしい男の人。
上履きの色を見る限り3年生。
｢あ、えっとあの…｣
''大橋先輩を探してるんです''とは言われへんしな…。
｢誰か呼ぶんやったら俺声掛けよか？
先輩呼ぶの緊張するやんな｣
この先輩、すごい後輩に寄り添ってくれる…！
色白でチワワのような先輩は、私の返答を待ってくれている。
声を出そうとした時、
どこからか現れた女の先輩が''西畑〜''と目の前の先輩に声をかけた。
｢ごめんな話してるとこ…
2人どこ行ったか知らん？｣
｢あ〜、さっき売店に走って行ったで？｣
｢了解、ありがとう！
後輩ちゃんも話途中にごめんね、ありがと｣
すごく丁寧で、優しそうな人やな…と走っていった先輩をぼんやり眺める。
｢あれ、それで…｣
｢あ、ごめんなさい何でもないです！｣
｢あ、そう？｣
先輩に申し訳なさを感じつつ、小走りで1年のフロアへ戻った。
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まるこ。(プロフ) - みらいさん» 前作に引き続いて読んでくださってありがとうございます！更新頻度がマチマチで申し訳ないのですが…お言葉を胸に、頑張りますね！ (2022年10月29日 19時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 三度目の正直。で、まるこ。さんの作品を知り、大好きになりました。これからも無理せずに頑張ってください。のんびり応援しています！ (2022年10月28日 12時) (レス) id: 93a62a6d86 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。(プロフ) - あんずサイダーさん» すみません！ご指摘いただき本当に本当にありがとうございます…修正いたしました！本当に助かりました… (2022年9月30日 20時) (レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
あんずサイダー(プロフ) - いつも楽しくまるこさんの作品を読ませてもらっています。あの、なんか名前がごちゃごちゃになっていませんか？少し気になってしまって…。これからも楽しみにしていますので、頑張ってください！ (2022年9月29日 21時) (レス) id: b2676093e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年9月28日 20時
