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｢…俺そんな分かりやすい？結構頑張ってんねんけどな〜｣
｢普通の人は分からへんと思います。｣
｢…どういうこと、？｣
｢あ、いや…
私先輩のことよう見てるから｣
先輩は私の告白に驚かなかった。
でも眉を下げて、口を噤んだ。
｢…いつからなんですか？｣
｢…なにが？｣
｢いつから好きなんかなって、｣
｢それ聞いてどうするん？｣
｢…分かりません、、けど知りたいんです｣
｢…俺もいつから好きなんか分からへんねん。
幼稚園から一緒やから｣
｢…ずーっと好きなんですね、、｣
｢…うん、笑ってまうよな｣
さっき、''読書が好き''と言った時とはまるで違う顔。
どっちも''好き''だけど、全くベクトルが違う。
｢笑いませんよ、素敵です｣
｢…Aちゃん偉いな、｣
先輩はまた眉を下げた。
｢…先輩の方が偉いです。ずっと隠し通して来たんですよね…？
私はさっきの一瞬しか見てへんから想像ですけど、ずっと、2人のために。｣
｢そんな綺麗なもんちゃうよ、もっとドス黒い｣
そんなことを笑って言う先輩は、
私が想像できないほどの覚悟を持っているように見えた。
｢ほんまにそうなら3人でいる時、あんなに楽しそうやないと思います。
あ…ごめんなさい。何も知らんくせに｣
｢ううん、嬉しいで？ありがとう｣
いつもは嬉しくてたまらないはずの先輩の笑顔も、
今は切なくて苦しい。
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まるこ。(プロフ) - みらいさん» 前作に引き続いて読んでくださってありがとうございます！更新頻度がマチマチで申し訳ないのですが…お言葉を胸に、頑張りますね！ (2022年10月29日 19時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 三度目の正直。で、まるこ。さんの作品を知り、大好きになりました。これからも無理せずに頑張ってください。のんびり応援しています！ (2022年10月28日 12時) (レス) id: 93a62a6d86 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。(プロフ) - あんずサイダーさん» すみません！ご指摘いただき本当に本当にありがとうございます…修正いたしました！本当に助かりました… (2022年9月30日 20時) (レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
あんずサイダー(プロフ) - いつも楽しくまるこさんの作品を読ませてもらっています。あの、なんか名前がごちゃごちゃになっていませんか？少し気になってしまって…。これからも楽しみにしていますので、頑張ってください！ (2022年9月29日 21時) (レス) id: b2676093e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年9月28日 20時
