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初めての屋上に足を踏み入れる。おぉ、解放感...
歩き回ることも無く、その辺に座った
いやぁ、よく考えたら生徒がいる時間に屋上が開いてるって不用心の極みだよな。飛び降りる奴がいるかもしれないのに
桜の花びらが舞いながら落ちてくる。今年は遅咲きだったからか、それほど散っていない
髪の隙間をぬって地肌に心地よい風が掠れていく。肌寒くも、暖かい景色の中で瞼が重くなってきていた
『......寝ちゃおっかな』
少しすれば目覚めるだろ、とうつらうつらする意識で考える。膝に顔を埋めてゆっくりと目を閉じた
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「あ......どうすればいいんだこれ」
外の自販機で飲み物を買ってきた後、屋上に行けば先程会った人が体育座りをして寝ていた
放っておくわけにもいかないし、かといって俺だってずっとここにいるわけでもない
スマホのアラームセットしてここに置いとく?
でもなぁ...
「俺も寝よっかなぁ...」
飲み物を啜って壁に背を預ける
そっと隣に座って同じ体勢になる
「...眠くなってきた...かも」
今日の風は凄く気持ちいい
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はじめるい(プロフ) - みるくプリンさん» はじめまして!!本当に素晴らしく天然記念物ですよね笑夢主君も含め、どんな性格なのか楽しみにして頂けたらと思います。とっっても嬉しいご感想をありがとうございます!!! (2019年6月19日 21時) (レス) id: 9d05dfa54d (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - はじめまして!靴下履き忘れるって、物凄く天然ですね(*´ω`*) 読みやすいし、続きが気になります。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はじめるい | 作成日時:2019年5月18日 22時