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″参″__ ページ1

鬼「コイツはまだ生きてるよ、さっきまでの死体達とは違う。生きてる分細胞や血液も新鮮だから、他の傀儡より動きも格段に上。さぁ、耐えられるかな?」

パンパン

鬼が二度手を叩くと、合図だったかの様に隊士が斬りかかった

『っ……(一撃が重い)』

ギイィン

しかし隊士ばかり相手にしていても埒はあかない

根源である鬼の頚を斬らなければ意味はないのだ

『…鬼の相手を頼む』

伊黒「分かった」

伊黒に鬼の相手を任せると、Aは生きている先輩隊士に向き合った

『操る術に逆らう事は出来ますか?』

「む、無理だ…!何度も試した…体が、勝手に動く!」

ヒュン

キィン カァン!

『……すいません、指を数本落とします』

ボトボトッ

Aが一太刀振るうと隊士の手から刀が落ちた

「ぐ、あああぁぁぁっ!!」

隊士の左薬指と中指は斬り落とされていた

『手荒な方法ですいません』

「いいや、これで、仲間を傷つけずに済む…!」

隊士が刀を拾わない事を確認し、Aはすぐ後ろで伊黒と交戦している鬼へ攻撃を放った

ザシュッ

鬼「何っ!?」

『腕を一本貰うぞ』

鬼「あの傀儡を、倒したのか…最高の鮮度を保つあの傀儡を!」

『刀さえ離してしまえばそれで済む話。少々手荒な方法を取らせてもらったけど』

生きている隊士を見た鬼は目を見開いた

鬼「指を、斬り落としたのか…!?」

伊黒「!!」

『お前の傀儡はこれで全滅、さっさと頚を出してもらう』

鬼「くっ!なら…お前達も傀儡にしてやる!」

伊黒「!?」

鬼が両手を前に出すと

鬼の両手の爪が脱皮する様に浮き上がり、二人に飛んできた

伊黒は何とか避けたが、Aは一つを避けきれず指に刺さっていた

″肆″__→



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mayumi(プロフ) - ルサールカさん» これは・・・本誌の通りに夢主ちゃんと小芭内と蜜璃・・・●んじゃったんですか!? (2020年4月24日 19時) (レス) id: cebdef8e2f (このIDを非表示/違反報告)
愛莉 - コメント失礼します^o^凄く面白いです!応援しています!更新頑張って下さい! (2020年4月17日 19時) (レス) id: a922e9fda4 (このIDを非表示/違反報告)
ルサールカ(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます!頑張って小芭内と幸せにします! (2020年4月8日 1時) (レス) id: 84986b9460 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 本誌の方ですが・・・ネタバレになりますが、この夢小説ではどうか夢主ちゃんと小芭内幸せになってほしい(T_T) (2020年4月7日 23時) (レス) id: cebdef8e2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの - コメント失礼します^o^凄く面白いですか!更新頑張って下さい!応援しています! (2020年4月4日 18時) (レス) id: a922e9fda4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2020年1月29日 1時

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