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炭治郎「柱…」
悲鳴嶼「殺してやろう…」
煉獄「うむ!」
宇髄「そうだな、派手にな」
炭治郎はそんな状況でも尚、同期の仲間や妹である禰豆子を探していた
伊黒「そんな事より冨岡と泣咲はどうするのかね?」
炭治郎「!?」
炭治郎が庭の木の上を見上げると、口元を隠し、蛇を巻き付けた男がいた
伊黒「拘束もしていない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると、隊律違反は冨岡と泣咲も同じだろう」
【蛇柱・伊黒小芭内】
伊黒「どう処分する?どう責任を取らせる?どんな目にあわせてやろうか?何とか言ったらどうだ?冨岡、泣咲」
しかし冨岡は何も言わず、1人別の場所に佇んでいる
冨岡「……」
【水柱・冨岡義勇】
『お館様ならともかく、伊黒に説明する意味はあるか?』
【泣柱・泣咲A】
伊黒「何だと?」
胡蝶「まぁいいじゃないですか。大人しく着いてきてくれましたし、処罰は後で考えましょう」
【蟲柱・胡蝶しのぶ】
胡蝶「それよりも私は、坊やの方から話を聞きたいですよ。坊やが鬼殺隊員の身でありながら、鬼を連れて任務に当たっている。その事について、当人に説明を聞きたい。勿論この事は鬼殺隊の隊律違反に当たります、その事は知っていますよね?」
炭治郎「……」
胡蝶「竈門炭治郎君。何故鬼殺隊員でありながら、鬼を連れているのですか?」
ガシャ
宇髄「聞くまでもねぇ」
宇髄は背に背負っている2本の刀に手を掛けた
胡蝶「ゆっくりで大丈夫ですから、話して下さい」
暫くすると炭治郎は鬼である禰豆子を連れている理由を説明し始めた
炭治郎「鬼は俺の妹なんです!俺が家を留守にしている時に襲われ、帰ったら皆死んでいて!妹は鬼になったけど、人を喰った事はないんです!今までも…これからも!人を傷付ける事は絶対にしません!」
伊黒「下らない妄言を吐き散らすな。そもそも身内であるなら庇って当たり前、言う事全て信用出来ない、俺は信用しない」
悲鳴嶼「あぁ…鬼に取り憑かれているのだ、早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」
炭治郎「聞いて下さい!オレは禰豆子を治す為に剣士になったんです!禰豆子が鬼になったのは2年以上も前の事で、その間禰豆子は人を食ったりしてない!」
宇髄「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが。人を喰ってない事、これからも喰わない事。口先だけでなくド派手に証明して見せろ」
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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時