#32 ページ33
『どこだ、小芭内』
藤襲山で伊黒を探すAだったが中々見つからず、木を降り地面を歩いていた
『大声で呼ぶと鬼が来るし…』
ドサッ
Aの横に何かが降ってきた
それは子供の上半身
普通ならここで悲鳴を上げる所だが、鬼殺隊であり、柱でもあるAは動揺も何もなかった
『何で上から降ってきたんだ？』
子供「うわあああああああっ！！」
考えながら歩き始めようとした時
前方から叫び声と共に、最終選別に挑んでいるのであろう子供が走って来た
子供はAを見ると駆け寄ってきた
子供「鬼殺隊の人ですよね！？助けて下さい！」
『…何で？』
子供「何でって、あんなのに勝てる訳ない！この山には二三人程しか喰ってない鬼だけの筈！なのに！」
『あぁ、手鬼か。それで？勝てないから私に助けを求めると？』
子供「はい！お願いします！助けて下さい！」
『何故最終選別を受けた？』
子供「え…？」
『最終選別の内容は知っていた筈だ、命を掛ける試練。軽はずみに受けていいものじゃない、この山では最終選別の度に何十人と死ぬ。藤の花の檻から出れない鬼達は腹を空かせている、飢餓状態だからだ。お前達はさぞご馳走に見えるんだろう。内容も、危険だと言うことも案内役の少女達から聞いた筈だ。それでいざ入ってみて直ぐに人に助けを求める、愚かにも程がある。助け合うという考えならまだしも、一方的には助けて貰う。都合が良すぎるぞ。私は助けない、これは最終選別。私が手助けをしたら意味がない」
子供「そ、そんな…」
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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (
レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。（お節介すみません） (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます！正しくは累ですよ！ (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルサールカ | 作成日時：2019年11月14日 21時
