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『殺してやる…上弦の鬼、あの隊士も。私の大切を奪う奴は、皆殺してやる……!』

伊黒「落ち着け、まずは状況を冷静に考えろ。煉獄が死んだ。それは柱でさえ葬る鬼が居るという事だ。ならば今する事は恨み言を言うのでは無く、落ち着いて冷静になり、鍛錬する事だ。自分自身が煉獄の二の舞いなど笑えない」

『…………分かった、なら落ち着いて足が治ったら鍛錬する。それでいいだろ?』

伊黒「あぁ」

『(そうだ…煉獄はきっと、こんな私を望まない。後ろめいたままなんて望まない。前を向けと言うだろう。煉獄、お前の分まで生きるよ。生きて、上弦の鬼を倒して、千寿郎くんを煉獄の代わりに守るよ。皆を守る)……ありがとう、小芭内』

伊黒「あぁ、落ち着いたならいい。お前のその怒りと憎悪は上弦の鬼と対峙した時に出せ、今では無い」

『分かった、落ち着いたよ。……………その、…好きだ』

伊黒「……もう一度言え」

『はぁ!?言わない!!』

そう言うAの顔は真っ赤だった

伊黒「顔がタコの様だ」

『うるさい!気のせいだ!赤くないし、照れてない、大好きとか思ってない!』

伊黒「墓穴を掘っているぞ」

『へ…………』

墓穴を掘っている

そう言われAは更に恥ずかしくなった

『ち、違うっ!』

伊黒「何が違うんだ?言ってみろ」

『だから!…………赤くなってるし、照れてるし、大好きだっ…』

顔を真っ赤にし、目を麗せるAは扇情的だった

伊黒「…A」

『何だ…?』

伊黒「襲ってもいいという合図だな?」

『何でそうなる!?頭ぶつけたか!?』

Aは抱き寄せられている体を離した

伊黒「違うのか?」

『違うに決まってるだろう!』

そんな伊黒を相手にしている内に、Aは数日後に足が治ったという

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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時

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