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伊黒と会ったAは伊黒を家に招いた
伊黒「デカイな」
『柱の屋敷なんてこんなもんだろう。それに、1人で使うには広すぎる』
伊黒「1人?お前、継子は居ないのか?」
『何人か申し出る奴がいたが、断った。人に教えるのは苦手だ』
Aは伊黒を屋敷に上げると茶を注ぎ、おはぎを出した
『あそこのおはぎは格別だ、久しぶりに食べる』
伊黒「泣咲はおはぎが好きなのか?」
『あぁ、食べ物の為に中では一番好きだ』
伊黒「……済まないが、俺は茶だけ頂く」
『気にしなくていい、無理に食べろとは言わない』
伊黒「…子供と何を話していた?」
『鬼殺隊になりたいとさ。お勧めはしなかったよ。鬼殺隊なんて、常に死と隣り合わせ。ついさっきまでなかよくしていた奴の頸を跳ねる、なんて事もある。そんな目にあうより、幸せにぬくぬくと暮らしたほうがマシだろう。大きくなったら結婚するの、って女の子の方は言ってた。子供は凄いよな。思った事を言えるんだ…私だったら、″私でいいの?″って聞いてしまうよ』
伊黒「…″A″じゃなきゃ嫌だ」
『!』
伊黒「俺の、嫁になってくれるんじゃなかったのか?」
『伊黒…?』
伊黒「俺に聞いてきただろう。嫁になったらずっと一緒にいれるのか…」
『……何で、思い出すんだよ』
ずっと気付かれずに、隠していこうと思っていた
鬼殺隊は死と隣り合わせ
いつ会えなくなるか分からない
だから気付いて欲しくなかった
思い出にも
この想いにも
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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時