【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

後日譚 手紙 ページ35

新「ちょっと皆集合！」

先輩達が引退して春休みの練習前

新が部員全員に集合をかけた

「どうした？」

中心にいる新は白い紙を持っていた




新「A先輩から手紙届いた！」

遥「うん知ってる」

新「そりゃ遥がポスト覗いたんだから知ってるに決まってるじゃん！」

遥「いやそうじゃなくて…信乃も知ってるよね？」

信乃「あ〜…うん」

新「え？」

信乃「僕のところにも手紙届いてたから」

そう今朝郵便受けに一枚の手紙が入っていた

送り元の住所はイギリスで差出人は勿論A先輩

流亜「僕も貰いました。兄さんにも届いてましたよ」

新「…何だ俺だけじゃないのか

部長として〜とか書いてあったからてっきり…」

拗ねたように口を尖らせる新を見て思わず笑みがこぼれる

信乃(結局は先輩達の事好きだったもんね)



「お前らだけだと思うなよ元レギュラーズ」

双子，信乃「「え？」」

流亜「…僕はレギュラーじゃ無いんですけど…」

そう言った部員達の手には同じ封筒が握られていた

「副部長本当真面目だよな」

「真面目というか面倒見がいいんだよ」

「俺あんま喋った事なかったけど事細かにアドバイス書かれてたぜ」

遥「…まっ結局そういうことなんだよね」

新「そりゃあのA先輩が俺1人に手紙送るはずは無いか」

信乃「でもその手紙は新の事だけを思って書いたと思うよ」

流亜「…早く練習しましょう


僕の手紙の最後に“来年優勝させる為に流亜が尻叩いてくれ”って書いてありましたし

…きっと皆さんにも激励の言葉があったでしょう？」

信乃「うんじゃあ練習始めようか」

新「…流亜本当に手紙にそう書いてあったわけ？」

流亜「あと“新先輩がふざけてたら脛を蹴れ”って書いてありました」

新「嘘だよね？！」

流亜「…さぁ？」

遥「流亜が千郷先輩の腹黒後継者？w」

新「笑い事じゃないって！俺部長だから！」

信乃「まぁまぁ…」





イギリス

？「どうしたの？」

弧月「…いや彼奴らの事を思い出していただけだ」

？「その写真の子達の事？」

弧月「あぁ俺の最高の仲間たちだ」

？「まぁ…じゃあ今度はイギリスに来てもらって

最高のおもてなしをしないといけないわね」

弧月「そうだな…




一度母さんにも彼奴らを会わせたい

…もう遅いから寝たほうがいいおやすみ母さん」


母「…えぇおやすみA」

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