【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

旅立ち 世界へはばたけ ページ33

＿＿＿＿＿＿＿＿後輩に託した想い、同級生と交わした約束

弧月「…じゃあ行ってくる」

千郷「いってらっしゃい、お土産期待してるね〜」

部全体をよく見て俺らの手が回らない所をサポートしてくれた千郷

流亜「A先輩体調には気をつけてください」

1年生ながら部全体をサポートしてくれた流亜

双子「「A先輩が帰ってきた時には絶対に負けないから！」」

遥「シングルスの練習続けるよ

…それでもっともっとダブルス強くなる」

新「これからは俺が部を引っ張っていく

で目指せ全国制覇！」

無邪気な笑顔で場を明るくしてくれた新と

ふざけているようで周りを見て後輩の面倒もよく見てくれていた遥

龍輝「向こうで負けるんじゃねぇぞ」

ムードメーカーとして常に皆を引っ張ってくれた龍輝

信乃「帰ってきたらまた一緒に練習しましょうね」

真面目にコツコツと練習を積み重ね頼りになる選手に成長してくれた信乃

海斗「A」

弧月「…あぁ」

海斗「…俺たち小さい頃からずっと一緒にいたからね

正直言うと凄く寂しくなるよ」

弧月「……あぁ」

海斗「…昔の事を思い出すね」

一呼吸置いてから喋ろうとする海斗に言葉を被せる


「「“世界へ羽ばたけ少年たち”」」


昔俺たちが言われた言葉

“日本という小さな国を飛び出して世界でプレーしてみろ

すっげぇ気持ちいいぞ”

弧月「…今までありがとな海斗」

海斗「…これは終わりじゃないよ

お互いテニスをやっている限り必ず会える

だから“今までありがとう”じゃなくて…」

「「…またな/またね」」

黒服「A様準備が整いました。いつでも飛べます」

弧月「…あぁ」

海斗は出会った時からずっと支えてくれた

理事長「…悪かったな」

弧月「これでいいんだ。向こう行って伝える事あるか？」

理事長「…いや大丈夫だ」



プライベートジェットに乗り込む時もレギュラーメンバー達はずっと手を振ってくれていた

弧月「…最高のチームだよ」

上昇する機内の中昨日撮った部員全員の写真を見つめる

黒服「…A様？」

弧月「…なんでもない」

＿＿＿＿海が見えてきた

何度か行ったことがあるとはいえ今回ばかりはいつもの短期旅行とは違う

涙を堪えて外を見る



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿またな皆






end.

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