【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

旅立ち お見送り ページ31

弧月「…何をしてるんだお前ら」

海斗「えっと…お見送り？」

何を思ったかレギュラー全員が空港に着ていた

…いやそれだけだったら別に“何をしてるんだ”と言う事は無い

信乃「…えっと昨日の夜千郷先輩の家に呼ばれて」

千郷「全部俺とウチのデザイナーで作ったんだ

あっ勿論Aの分も用意してあるよ」


そう言って千郷が取り出したのは…

新「wA先輩絶対似合うよ…！ww」

遥「うんうんww」

弧月「…お前らな…」


黄緑色のドレス…それもフリルが沢山ついている

弧月「…俺に似合うワケ無いだろ…」

海斗「いや〜…Aは細身だから…」

そう言って海斗が見つめた先には…

龍輝「……」

新「こんな女子いたらまず逃げるよねw」

遥「キャーコワーイww」

龍輝「お前らなぁ…クソっ！全部千郷のせいだぞ！」

千郷「俺だって龍みたいな脳筋に作りたくなかったよ」

孤月「…いや…本当に何があったんだ…？」

信乃「えっと…正直僕もわからないんです

千郷先輩の家に行ったら明日のお見送りについて話が始まって…」

千郷「ほらどうせなら皆一緒の衣装で写真撮ったりして思い出にしたいじゃん？」

孤月「…それならユニフォームとか…」

千郷「それは昨日皆で撮ったじゃん」

…それにせよドレスは無いんじゃ…

ちらっと海斗の方を見ると俺の言いたい事に気付いたのか口を開く

海斗「…A…これはまだマシな方なんだよ」

そう言った海斗の目は何処か遠くを見ていた

流亜「くじ引きをしたんです

千郷くんが自作の…」


千郷「皆集まったね？」

海斗「うん…ところでAのお見送りって言っても何やるの？」

信乃「王道を行くと…色紙とか横断幕とかですかね？」

千郷の家にA以外レギュラー全員が集まった

Aには内緒のサプライズがしたいらしい

海斗「まぁそんなところだろうね」

千郷「ちょっと待って

…それじゃ楽しく無いでしょ？」

そう言った千郷の顔は何かを企んでいるようだった

双子「何やるの？」

よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに嬉々として取り出した小さな箱

「「…A専用衣装ボックス？」」

千郷「この中から一枚引いて衣装作って着てもらおうかな〜って♪」

新「めっちゃ面白そう！」

遥「うーん…何か嫌な予感するけど…」

海斗「今から作るの？

Aの飛行機出るの明日の早朝だよ？」

千郷「母さんも姉さんも手伝ってくれるらしいし

スタッフも総動員させるから間に合うよ♪」

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