こじらせ廉くん［番外編］ (ページ27)

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廉side

『もｯ、帰る～ｯ(泣』

廉「こら、大人しくゴロンしとってや」

優太「嫌だよね～、すぐおしまいにしようね?」

廉「よし、もう1個頑張ろ」

『んーんｯ...やだやだやだｯ(泣』

子供みたいに駄々をこねるA。
俺だってするの嫌だよ(笑
けど準備は進んでいて。

優太「そろそろ始めようかな
マウスピース使おうか」

廉「そうやな、Aあーんして?」

『んーんｯ(泣』

やだって首を横に振ってる。
こればっかりはどうしようもできない。

廉「ごめんなぁ、、
唾液ゴックンせんでええよ」

優太「カメラ入れるね～
廉と一緒に深呼吸してようね」

廉「A、吸ってー吐いてー」

『ｽｰ、、ﾊｰ、、、やらｯΣ(泣』

廉「あかんって、それ取らんよ」

カメラを入れようとするのを交わして
マウスピースを外そうとする。

『やだぁ出来ないぃｯ(泣』

廉「Aなら出来る思うけどな～
もう一回深呼吸してみよ
吸ってー吐いてー、、、いいよ入れて」

岸くんがAの呼吸に合わせて
カメラを入れていく。

優太「Aちゃんもうちょっと力抜ける?
、、、そうそうフーって上手上手」

廉「酷いなぁ、、」

優太「そうだね、ソルデムに繋ぎ直そうか」

廉「そうだね
Aもうカメラおしまいね」

優太「体楽～にしててよ?」

カメラを抜いている間に次の点滴に繋げる。

廉「頑張ったよA、、、あれ、吐きそう?」

『んーんｯ...やぁｯ..ｳｯ...(涙』

優太「吐いたほうが楽になるよ?」

廉「そうなんやけどね、、
A吐くん抵抗あってさ」

優太「そっか、やめた方がいいね
結構辛そうだけど」

廉「A吐きそうなんやろ?」

『んｯ...いい..ｯ(涙』

廉「我慢せんでええよ?
ちょっとこっち向こうか」

吐きやすいように、体制を横にする。

廉「岸くん袋いい?、、、さんきゅ」

『いーいｯ、、、、ｵｴｯ....(涙』

優太「いいよいいよ、全部出しちゃお」

『ふぇぇｯ....廉くｯ..(泣』

廉「嫌やったな、うがいしよっか
起きれるか?」

岸くんに処理を頼んで後ろにある洗面台で
うがいをさせる。

『、、、、』ｷﾞｭｯ

うがいを終えた後抱きついてきた。

廉「ん、お腹痛いの治ってきたか?」

『、、ｺｸﾝｯ』

優太「ちょっと、イチャイチャやめてもらえる?(笑」

廉「これはイチャイチャに入らんて(笑」

優太「この部屋好きに使っていいよ
終わったら連絡ちょうだい」

廉「おう、ありがとな」