【w_r*w_r*d】裏切り者に粛清を【王様ゲーム】

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no side

ところ変わって医務室


ショッピに抱えられて連れてこられたアン


しんぺい神は出血の量に驚いた


sn｢え…どうしたの!?この血の量異常だよ!?｣


shp｢アガピ先輩が｣


sn｢え…アガピが…??｣


shp｢…裏切り者だったみたいっす｣


an｢あの、私手当してもらわなくても良いですよ!｣


sn｢いや、その出血量は異常だから!!

手当しないと…!!

下手したら血管切れてるよ!!｣


an｢いや…あの…｣


shp｢しんぺいさん、お願いします｣


医務室から出ていくショッピ


しんぺい神は急いで手当を開始した









否、しようとした









が、出来なかった









アンの身体に、外傷なんてなかったから









sn｢…どういうこと??｣


an｢ｯ……バレちゃったら仕方ないわ

これはあの女をはめるための罠

ふふっ私が自ら自分を傷付けるわけないじゃない

痛いの嫌だもん｣


血だと思われていたものは、血糊だった


an｢あ、皆に本当のこと言っちゃダメよ?

言ったらあの女がどうなるか、分かるわよね??｣


sn｢ｯ…｣









さて、アガピのいる方はどうなってるかな??



zm｢おいアガピ!!お前何やっとんねん!!｣

sya｢何で仲間傷つけとるん!?｣


ｶﾞﾁｬｯ


zm｢ショッピ君…アンの怪我どうやった??｣


shp｢…下手したら血管切れてるかもって｣


ht｢え…それ危なくない??

…本当に何やってるの??アガピ｣


tn｢…お前がそんな奴やとは思わんかったわ｣


言葉の刃が、拳がアガピの心と体を傷つける









けど、彼女に味方が居ないわけではない






kn｢おいお前ら!まだアガピがやったとは限らんやろ!!｣


shp｢先輩、あの血濡れたナイフの持ち主、誰ですか??

…あ、そういえば、昨日アガピ“さん”言うとったな

“久々に、このナイフで人を切りたい”って｣


アガピはその言葉に反応した


『私、そんなこと言ってない!!!』


shp｢…犯人は皆、そう言うんすよ｣



コネシマとアガピの後輩であるショッピ


アガピに対しての呼び方が変わっている


残念、もうあちら側に墜ちてしまったようだ

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