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>22話 ページ24

【ASide】




エース「こ、この声……は?」


「い……し……ウゥウウ………オデノモノ……」


デュース「なんか……だんだん近づいて……」




嫌な予感を感じつつ、声が聞こえるという暗闇に目を凝らしていると、大きな黒い化け物が、目の前に現れた。




「イジハ…………オデノモノダアアアアアオオオオオオ!!!!」


全員「「「『で、出たあああああ!!』」」」




目も鼻も口もない、黒い顔に、人間を模しているかのような不気味ないでたちの化け物は、ストレートなまでにボクたちに恐怖という感情を植え付けた。



今すぐにでも襲い掛からんとする化け物を前に、ボクらは一斉に駆け出す。



ゴーストが追いかけてくるときと非じゃないくらい、必死に。




デュース「なんだあのヤバイの!?」


グリム「ぶなああああ!!あんなの居るなんて聞いてねーんだゾ!!はよ逃げろ!」


エース「めっちゃエグイい!でもアイツ石がどうとか言ってなかった!?」


グリム「えぇっ!?」




走りながら、エースくんは意外にも冷静に化け物の言動を聞き逃してはいなかったみたい。




「イジ…イシ、ハ……ワダサヌ………!!!」




エースくんの言葉をもとに、もう一度化け物の声を聞くと、確かに“石”と言っているようだった。




デュース「やっぱりここに魔法石はまだあるんだ!」


グリム「むむむむむりむり!いくらオレ様が天才でもあんなのに勝てっこねぇんだゾ!」


デュース「だが魔法石を持ち帰れなければ退学……僕は行く!」




走るのをやめ、デュースくんは化け物の方へと振り返る。



それにつられて、ボクらも足を止めた。




エース「冗談でしょ!?」


ユウ「1人じゃ無理だよ!」


デュース「俺は絶対に退学させられるわけにはいかないんだ!」




マジカルペンを構えるデュースくんは、ものすごく真剣な目をしていた。



迫ってくる化け物を前に、怖いはずなのに、一歩も引こうとしないデュースくんに、ボクも感化されてそこに並んだ。




デュース「A……」


『役にたたないかもしれないけれど……ボクも戦うよ』


「カエレ!カエレ!!カエレ!!!!」




化け物がこぶしを振り下ろす。



攻撃が来ると察して、ボクは横に身を翻す。



化け物の目に留まりやすい動きをしてるボクが一番の標的になった。



怖くないと言えば嘘になる……けど、さっきまでお喋りしていた人が動かなくなってしまう方が、ボクにはもっと怖いや。

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作品ジャンル:アニメ
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真冬(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます!そう思って頂けると書き手としてとても嬉しいです! (7月1日 8時) (レス) id: 3b7a3734b9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃめちゃ面白いと思います!一人一人の特徴を細かく捉えられているので、台本がきで無くても誰が話してるかわかると思います (7月1日 1時) (レス) id: f9f5b33e7e (このIDを非表示/違反報告)
真冬(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます!楽しみに待っててくださいね! (3月28日 15時) (レス) id: 765f5735a2 (このIDを非表示/違反報告)
リン - とても面白かったです!更新楽しみに待ってます。 (3月28日 2時) (レス) id: e3d225ddc4 (このIDを非表示/違反報告)
真冬(プロフ) - MeyAさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてもらえて嬉しいです!更新頑張ります! (3月22日 9時) (レス) id: 765f5735a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真冬 | 作成日時:2020年3月20日 2時

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