家も職も失ったけど、どうする？ 2 (ページ7)

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BC｢……ははっ笑 Aらしい理由だね｣

SM｢確かに、ヌナらしい真っ直ぐな理由｣

『お願いっ！チャニオッパ……！』

チャニオッパの手を握ってお願いすると

BC｢ぐっ……！｣

SM｢効果はバツグンだ！(小声)｣

『私、兄さんに迷惑かけたくないのそれに……ここがバレたら私はここに居られなくなるかも…』

BC｢…………………………わかった、良いよ…！｣

『チャニオッパ……！』

BC｢けど！ 23時までには必ず帰ってくること。｣

『…わかった。 23時までには帰るね』

BC｢……俺は心配だなぁ｣

また、優しく頭を撫でられる

BC｢こんなに可愛いんだよ、元カレが何を考えてるか分からないけど少なからずAに未練があるからハジュンや他の人に迷惑をかけてるんだろうし……｣

『チャニオッパ、心配してくれるの？』

BC｢当たり前だよさっきは娘なんて言っちゃったけど Aは1人の女の子なんだから。｣

SM｢そうそう、男なんて獣だらけだよ｣

『うん……でも一応、兄さんの家の近くで会うっぽいから何かあれば兄さんに連絡すると思う』

SM｢ハジュンさんが居るなら安心だね｣

BC｢まぁ……そうだなぁ｣

SM｢探偵でも雇う？ Aヌナに手出しそうになった瞬間俺達に連絡くれるタイプのさ｣

BC｢それいい｣

『やめて笑』

________

A兄さん、明日ミョンジュンと会うよ
パボ兄貴まじ!?!?え、大丈夫なの!?
Aん～……わかんないけど、兄さんに迷惑かけたくないから話をつけてくる。
パボ兄貴Aちゃん……
パボ兄貴俺の事を思ってくれてるんだね……!
Aあとシンプルに勝手に彼氏名乗られるの癪に障る
パボ兄貴わぁやっぱりAちゃんはAちゃんだねぇ

『……よし』

とりあえず、明日は戦だ。

絶対負けないようにしないと

絶対、昔のことを思い出して揺るがないようにしないと

『…………揺るがないでよ、私』

リビングでぼーっと昔の写真を見返す

消せないでいたミョンジュンとの写真がこれでもかと出てきた

『懐かしいな……』

この時はどうしようもないぐらい好きだったなぁ

最後の最後はだらし無かったけど

いい人だった。あと顔も良かった。