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『先輩、話を聞いたことろ、この世界自体が特異点となっている可能性が高いです。詳しくはダヴィンチちゃんが調べでいますが。』
この世界がどのくらいの大きさかは分からないけど、今までとは比べ物にならないくらい大きいということはわかる。
プラス、その中からたったひとつの小さな聖杯を見つけることは、とてもむずかしいということも。
｢…時間かかりそうだなーー…｣
｢…俺はよくわかんねぇが、まぁ気長に頑張りな｣
それにしても、と上を向くと驚くべき光景が
シャボン玉がふよふよと浮いている幻想的な景色が目に入る。
｢…ぅわ、なにこれすごい｣
｢さっきまでは必死だったから気づかなかったのか。シャボンディ諸島はシャボンが浮いてるし乗れる｣
｢乗れんの！？｣
｢上まで行くと割れちまうがな｣
それからしばらく話しながら歩いていると、サンジが｢さて、みんな集まっているかな｣と言い出した。
『サンジさん、お仲間はすでにいる訳ではないのですか？』
｢あぁ、俺たちは会うのが3年ぶりなんだよ。
楽しみだ｣
それだったら、私なんか無視して行った方が良かったのではと思い、聞いてみると、
｢さっき言っただろ、レディが困ってたら助けるのが当然だって｣
本当に海賊が似合わない人だなぁとか失礼(？)なこと考えていると辺りがうるさくなってきた
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作者名：ちょいこ | 作成日時：2018年1月4日 20時
