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＿＿これは夢、だと思う。
たくさん人を殺して、殺して、殺して、
最後は1人荒野で嘆いている
今までやってきたことは正しかったのだろうか
そんな迷いにも似たような感情があった
サーヴァントの過去
聖杯戦争に参加してきたマスターがみていた夢
私は多すぎるのか、はたまた特別なのか、サーヴァントの過去の夢を見たことがなかった
資料として残っていたこの記述を思い出し、それか、と判断した
首吊りの映像が流れてきた
このサーヴァントの死因だろうか
そう、やけに冷静な頭で考えていた
そういえば、過去の聖杯戦争のマスターの中で、サーヴァントと互角に戦った魔術師がいるという情報もあった
いったい、どのくらいの魔術があったら可能なのだろうか
話はそれたが、気づいたら目の前が真っ暗になった
もうすぐ覚めるということだろうか
起きたらまず謝らないとな
目を開けた、夢から覚めた
周りの人はまだ自分に気づいていないようだ
もう少しゆっくりしておこうかな、申し訳ないけど
｢体は剣で出来ている｣
そう聞こえたような気がした
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作者名：ちょいこ | 作成日時：2018年1月4日 20時
