夢の中のエイン (ページ39)

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※Mingyu side.

信じられない…！
Aが同じ空間にいるなんて！！

夢じゃないよね！？皆、いるもんね！？

俺は順番待ちの間、ウジヒョンのメイクの直しをしている彼女を見る。

彼女の顔は真剣そのもので、動作の一つ一つがすごく丁寧で綺麗に見えた。

MG《何を話してるんだろう…》

人見知りのウジヒョンが初対面なのに自然な顔で笑ってる。

Aが美人だから？

いやいや、ウジヒョンはそんなタイプじゃないはず。

そうしているうちにウジヒョンが終わった。

こっち見てくれるかな？って期待したけど、
その視線はさっき俺からAを隠したリョウタさんて人。

MG《え。まさか、恋人じゃないよね！？
ジュニヒョンペンってだけでもハードル上がってんのに！》

こんなに焦がれてるのは自分だけなんだと言われているような気がした。

そんな俺の視線に気付いたのか、彼女と目が合った。

一瞬凹んでたのに嬉しくて顔がニヤける。
声を掛けたらハルさんに睨まれそう(実はさっき怖かった…)で、おとなしく手を振ると笑顔で返してくれた。

MG《えー！もう可愛すぎる！天使！》

テンションが上がりまくる俺を他所にうちの天使こと、ジョンハニヒョンが彼女に話しかけた。

俺もリョウタさんに呼ばれて、メイク直しをしてもらう事になった。