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22. ページ23
※You side.
久しぶりにここへ来られた！
もうミンギュくんが居て、ソファーや机が出ている。
声が届かないから、後ろを向いている彼は気が付かない。
会えない間にまた体格が良くなったんじゃ…？
それとも、現実のミンギュくんを見たから補正されてるの？
ノートの本棚を見ている彼。
過去の会話でも見直してるのかな…？
私、変な事言ってなかったかな。
彼がノートを戻すのを見て、机をコンコンとノックした。
振り向いた彼は相変わらずカッコ良くて、
現実では忘れられているかも知れないけど、会えた事が嬉しかった。
笑顔で
「久しぶり」
と言うと、一瞬目を見開いた彼。
あれ？こっちでももしかして忘れられちゃった…？
なんて不安になったけれど、すぐに笑顔になってくれたから。
あぁ、私の知ってるミンギュくんだ…！
って、安心して少し泣きそうになった。
ここにいるのは、私を覚えているミンギュくん。
目が醒めなければ、
今すぐその手を取りたいのに…
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作者名：chuka | 作成日時：2022年5月6日 12時
