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「なぁ､さっき声がどうの言うてたけど結局なんやったんや?」
その一言に､やましい事は無いもないのに心臓がドキリと飛び跳ねる｡
何､と聞かれても私自身にも分からないから説明の仕様がない｡かと言って下手にはぐらかしても不信感を抱かれてしまうだけだし｡
とりあえず直感で感じ取った事だけでも正直に話しておこう｡隠し事をするよりかはマシだからな｡
『何か･･･聞き覚えのある男の声を思い出しそうになった?っていうか･･･』
「記憶喪失と何か関係あるんかな?」
『分からない･･･が､正直二度と聞きたくない不愉快極まりない声だった』
「え､めっちゃ嫌うやん」
「前おった生存組織関連の記憶がフラッシュバックしたんとちゃうか?そんで気持ち悪くなったとか」
コネシマさんの言葉に鬱さんが「あ〜ありえる」と納得したように頷いた｡
いやだから何で私の過去が可哀想な扱い受けてた事になってるんだ｡
それにあの言葉はそういう感じじゃなかった｡
"傍観少女"･･･と確かにそう言っていた｡
その言葉が生々しく脳内に反響している｡
──と､ダメだな｡分からない事を延々と考えても無駄だ｡
声の主は気になる所だが今は保留にしておいて大丈夫だろう｡
適当に話題を逸らしておこう｡
『そういえば煙草って皆吸ってるのか??』
「ん?まぁ多い方なんちゃう?」
新しい煙草に火を付けた二人にふと思った疑問を投げかけてみる｡
組織全体で見れば吸ってる人は多い方らしい｡
･･･｡
『吸ってみたい』
「言うと思ったわ｡A未成年やろ」
『私が未成年という確固たる証拠はどこにもないぞ?よって無罪』
「証拠が無いなら余計無理やな」
『ショッピさん未成年､ショッピさん吸ってた』
「あんにゃろう･･･とにかくダメやどアホ!!!!」
『･･･』
ショッピさんを出汁にコネシマさんの煙草を一本貰おうとしたけど失敗に終わった｡
数秒の間を開けた後､隙を突いて鬱さんが持っている煙草の箱目掛けて飛びついてみるが私の行動を予想してたのか､煙草の箱は既に高い位置に掲げられていた｡
「はいはい来ると思ったよ｡Aちゃんにはまだ早いって」
『大人の階段の〜ぼる〜』
「そんな某CM風に歌われてもダメです〜」
『･･･』
「あっちょ無言で飛びつかんとって･･･ああん!!!!」
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お星 - お久しぶりに見たらすごくなんかなんかねえっと発狂したうん！ (2020年9月26日 14時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 更新されてたからまた来ましたけど、超面白い……超好き( 超唐突 ) (2019年10月10日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
まんまる(プロフ) - すごく面白いです…。続きが気になります！応援してます！無理しない範囲で更新してくれると嬉しいです！楽しみに待ってます！ (2019年7月28日 20時) (レス) id: 6af86988b7 (このIDを非表示/違反報告)
注射器(プロフ) - d！でこういう話は新しいですね…。文章も読みやすく、ストーリーも続きが気になるような素敵なもので凄いです……。 (2019年7月24日 18時) (レス) id: 91a8b31b94 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - ふぁー！！！はよ続き読みたいです！！！チノたんも居るの嬉しいです！！！！！マンちゃんの事さらに好きになりました(( (2019年7月12日 2時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2019年7月10日 0時
