作戦会議 ページ33
「そうだ､他の幹部も何人か起きてると思うから会議室行く?」という､らん君の提案の元､私は今会議室前にいる｡
キィッと乾いた音が響き､扉が開く｡
中にはトントンさんと昨日顔を合わせた幹部が数人｡
『えっと､トントンさん･･･ロボロさんとエーミールさんおはようございます』
らん君の後ろから声を発するとトントンさん含め三人が真顔でこちらを見てくる｡
タイミング一緒すぎてビビる｡
「え"っ早ない!?もしかして寝れんかった!!?」
あたふたしながら席を立ち私の方へ駆け寄ってくるトントンさん｡
大丈夫､とは伝えたがそれでも心配そうな表情で私を気遣ってくれる｡
･･･お母さんかな?
『ところで､皆は何をしていたんだ?』
「はひっ!!?」
オカンみを発動しているトントンさんを掻い潜りロボロさんの横へ移動した｡
ロボロさんの手元を覗き込むと､その手には市街地の地図が広げられていた｡
地図には数色の蛍光マーカーでA､B､Cとアルファベットが割り当てられエリア分けされている｡
『これは?』
「あぇっ!?あ､これは経路確認するための地図で!!あ､支援物資回収の為の経路とか!!」
『へぇ､エリアごとになんかの違いがあるんだ??』
「あ"う"あ"う"あ"ぅ"」
もっとよく見たいと思い､地図の端をつまみ顔を近づけるとロボロさんは言語を失い妙な声で鳴き始めた｡
しかも顔を赤くし湯気を出しながら｡
･･･何で急にショートしたの?
「A､そいつらはチェリーだから勘弁してやれ」
ロボロさんがショートしている理由を答えたのはエーミールさんでもトントンさんでもらん君でもなく･･･眠そうに目を擦っているグルッペンさんだった｡
『あ･･･すまない､配慮に欠けてしまっていた｡今後は気をつけるよ』
「えっ!?いや､ちょ待っ･･･!!!!」
グルッペンさんの発言を瞬時に理解してしまった私は少し慌てながらロボロさんと距離をとる｡
うむ･･･これからは皆に一定の距離を保つよう尽力しよう｡
「あ〜眠いんじゃあ〜」
グルッペンさんが会議室に入ってきたのを境に､コネシマさんやシャオロンさんも続々と会議室に入ってきた｡
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お星 - お久しぶりに見たらすごくなんかなんかねえっと発狂したうん！ (2020年9月26日 14時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 更新されてたからまた来ましたけど、超面白い……超好き( 超唐突 ) (2019年10月10日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
まんまる(プロフ) - すごく面白いです…。続きが気になります！応援してます！無理しない範囲で更新してくれると嬉しいです！楽しみに待ってます！ (2019年7月28日 20時) (レス) id: 6af86988b7 (このIDを非表示/違反報告)
注射器(プロフ) - d！でこういう話は新しいですね…。文章も読みやすく、ストーリーも続きが気になるような素敵なもので凄いです……。 (2019年7月24日 18時) (レス) id: 91a8b31b94 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - ふぁー！！！はよ続き読みたいです！！！チノたんも居るの嬉しいです！！！！！マンちゃんの事さらに好きになりました(( (2019年7月12日 2時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2019年7月10日 0時
