第4話 ページ6
No side
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『原宿！！久しぶりに来たぁー！！！』
五条の連絡から一夜明け、休日出勤となったことに落ち込んでいたAだったが久しぶりの原宿に気分が晴れたのか表情は明るいものだった。
原宿駅前をウロウロしていると見覚えのある姿がAの目に入る。
『恵君！！』
高専に通う1年生、伏黒恵。
名前を呼ばれAの姿を視認するなり伏黒の表情が心做しか明るくなる。
「Aさん、お久しぶりです結婚しましょう」
『わっ、今日も唐突なプロポーズだね！でも大人をからかったらダメだよ！』
出会って開口一番が真顔でのプロポーズ。
何を隠そうこの男、伏黒恵はAの無自覚ヤンヘラ製造機の被害者なのである。
しかし肝心のAにとってプロポーズされるなど日常茶飯事なので動ずること無く笑顔で受け流す。
というより、無自覚ヤンヘラ製造機の毒牙に掛かった者は大体伏黒のようになるのでA自身も本気でプロポーズしてくれているとは思っていないのだ。
末恐ろしい女である。
『ところで、恵君の隣の子は？』
チラリと視線を移した先にはサーモンピンクの髪の毛が特徴的な男子高生が立っていた。
バチリと目が合うなり彼は緊張した様子でAに近付いてきた。
「い、いいいいいい虎杖悠仁です！よ、よろよよよよろしくお願いします！すみませんあの彼氏はいますか！！？！？」
『そんなに緊張しなくていいよ。よろしくね悠仁君。悲しいけど恋人いない歴＝年齢なんだよね』
「マジすか！？」
哀れかな、出会って早々ここにも1人、新たな被害者が誕生したのである。
事もあろうに虎杖は「無自覚ヤンヘラ製造機」だの「菩薩を超越した菩薩」などと呼ばれるAに一目惚れしてしまったのだ。
恋人がいないと言い放った途端、虎杖はこれでもかと言うくらい目を輝かせた。
「け、結婚を前提にお付き合いしてください！！」
『わぁ本日二度目』
「虎杖ィッ！！」
深々と頭を下げ手を差し伸ばした虎杖をついに耐えきれなくなった伏黒が彼の頭部めがけて平手打ちをくらわした。
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みー(プロフ) - 甘蜜蜜華(精神安定剤())さん» はわわ･･･ありがとうございます！！じゅじゅ夢小説初出しなのでめちゃくちゃ嬉しいです！不定期更新ですが頑張ります！！ (2021年3月1日 18時) (
レス) id: 9c701de065 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 雪マカロンさん» 初コメありがとうございます^^*夢主イラスト載せようか迷ってたんですけど、嬉しいです！！ (2021年3月1日 18時) (レス) id: 9c701de065 (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - だ い す き です！！！！！！更新頑張ってください！ (2021年2月27日 17時) (レス) id: 80388bac17 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです！イラストとても、お上手ですね！ (2021年2月27日 12時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2021年2月27日 1時
