【鬼滅の刃】閉じ込められました

□冨岡義勇と抱擁 ページ7

．









毎度お馴染みになってきたねこの部屋

隣には冨岡さん


張り紙には抱擁しなきゃ出られないと書かれている





『エッ、冨岡さんと？』





偶に合同任務があったりして喋ったことが無いわけじゃない

いや寧ろ沢山話しかけた方だと思う

だけど彼は口下手なのか会話が弾まないのだ


そう、少し気まずい






「..俺がなんだ」


『お早うございます冨岡さん！！』






この部屋の説明をすると理解してくれたようでうなづいてくれた







「ならするか」


『何をですか』


「抱擁」








平然と答える彼に少し驚いた

私とするの嫌がると思ってたけどそんな素振り見せないから。




控えめに両手を広げる彼の胸元に失礼しますと声を掛けてから入って背中に手を回した






『冨岡さん嫌がるかなーって思ってました』


「..嫌がる理由が無い」


「其れに..嫌じゃなかった」








そう言って開いたドアから部屋を出た冨岡さん


最後の言葉に私は嬉しさと戸惑いを隠しきれなかった









．

□竈門炭治郎と接吻→←□嘴平伊之助と手を繋ぐ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す