お兄ちゃん。 ページ25
孤児院にいる時は、天 ｢｣ ではなく、
翔 ｢｣ で書きます。
────────
翔太side
『これからよろしくね！』
Aは俺の一歳年下らしく、親近感が湧いたのか、しつこく話しかけてくる。
翔 ｢よろしくね。まずここの部屋のことなんだけど…｣
『え、これ翔太くんの？！すごーい！！』
翔 ｢ちょ、話聞いて……｣
初めはすごく手を焼いた。
でも、日が経つうちに慣れ、まるで”兄妹”のような関係になっていった。
『ねぇねぇ、これから”お兄ちゃん”って呼んでもいい？』
上目遣いで言ってくるもんだから、了承せざるを得なかった。
実際、出会ってもう三年経つ。
俺は11歳。Aは10歳だ。
翔 ｢別にいいけど………｣
『やったー！ありがとう、お兄ちゃん！』
こいつといると、楽だし、落ち着く。
いつしかそう思うようになっていた。
｢翔太、｣
名前を呼ばれただけだったが、すぐに察し、先生のもとへ急ぐ。
『お兄ちゃん待って！』
Aまでついてきたが。
翔 ｢…怒られるから戻って｣
｢なんで、Aがいるの？戻りなさい｣
翔 ｢ほら、早く｣
『お兄ちゃんだから………』
｢はぁ……あんまり叩きたくないから、大人しくしててよ｣
渋々了承されたが、本当だったらありえない。
先生がまだ優しいほうで良かった。
｢あっ、来たきた。こっちです｣
翔 ｢……え……｣
俺に見えたひとつの人影はこちらに向かって歩いてきた。
｢どうも。この子です。｣
？ ｢こんにちはーあなたが翔太くん？｣
誰…………？
────────
最後まで見て下さりありがとうございます(*'ω')
次回もお楽しみに！！！
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坂田家なわたし(プロフ) - 、さん» ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ嬉しいです！！ (2018年2月24日 17時) (
レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
、 - とても面白いです！ (2018年2月24日 17時) (レス) id: 446b8403aa (このIDを非表示/違反報告)
坂田家なわたし(プロフ) - サンさん» コメントありがとうございます！ がんばります！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ (2018年1月18日 23時) (レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
サン - 面白かったです！がんばってください！ (2018年1月18日 22時) (レス) id: 4cb36c6ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：坂田家なわたし | 作成日時：2018年1月13日 5時
