君を救い出す�� ページ24
目黒サイド
『妃央さん………』
神崎「なあに？」
『……もしかして、あの手紙も、妃央さんが』
神崎「ふふ、読んでくれた？後もう少しだったのに…残念だなあ。」
『……なんで、』
神崎「そんなの決まってるでしょ？」
神崎「……ずーっと、Aちゃんのことを見てたから。」
『……』
神崎「ファンだったの。いつか近くに行きたいなってずっと思ってたけど、同じ世界には行けなかった。」
神崎「出会ったときに、ファンとして認識されるのが嫌だったから情報局も入ってなかったし、コンサートに行った時もいつも後ろの席で、団扇も持たなかった。」
神崎「Aちゃんが幸せでいてくれたらそれで良かった。アンチはいたけど、KingでもLove-tuneでも笑ってくれてたから良かった。」
神崎「それなのに……ここに来て、全部変わった。」
神崎「許せなかった。1番傷ついてるのはAちゃんなのに、なんでAちゃんが批判されてるの？なんで誰も…Aちゃんを守ってあげないの？」
神崎「こんなところから、救い出してあげたかった。」
神崎「女性マネージャーをひとりだけ募集してるって知って、やっと自分にチャンスが回って来たと思った。」
神崎「実際に会ったAちゃんも、今まで見て来たAちゃんと同じで可愛くて優しくて、誰よりもアイドルで、わたしは間違ってなかったって思った。…嬉しかった、だから、」
神崎「Aちゃんが苦しむ全てから解放してあげたかった。」
『妃央さんが、、わたしのファン？』
神崎「知らなかったでしょ？」
『…(頷く)』
神崎「あーあ……全部ばれちゃったかあ」
らぶちゃんのことを話している間ずっと、神崎さんはとても穏やかな顔をしていて本当に好きだったんだなって伝わって来た。
神崎「ここにいるからAちゃんは苦しんでるんだと思ってたけど、違った？」
『……』
少しだけ唇を噛んだらぶちゃんは、図星の顔をしていた。
その瞬間俺たちに緊張が走る。
なんて言われてしまうのか……それが怖かった。
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こり - 1番好きな作品です。らるさんのペースで更新待ってます！ (5月2日 7時) (
レス) @page43 id: 3ea7e1323f (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - つづきが見たいです涙涙 (2023年2月22日 21時) (レス) @page43 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 柊真くんが出てきて嬉しいです!! (2023年1月5日 18時) (レス) id: 560bd373a9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - らるさん» いつまでも待ってます！ありがとうございます！😊 (2022年12月18日 21時) (レス) @page20 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 神崎さん» コメントありがとうございます！7ORDERについてヒロインと再会出来るのはずっと後なんですが、どこかで登場させたいとは思っています！中々タイミングが難しいのですがお待ちいただけると嬉しいです！ (2022年12月18日 15時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2022年12月5日 12時
