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出｢A…！？｣
『出久…！！』
出久が私に手を伸ばし
私も出久に手を伸ばす
手は見事に手はお互い届き
出久は一気に手を引いて私を
自分の胸元へと寄せる
出｢大丈夫…？
取り敢えず壁側に行こう｣
『う、うん。』
また出久の手をギュッと握り
壁側へと避難する。が
こ、この状況を少しどうにかして欲しい
手をギュッと握られ
胸元へ寄せられているので
抱きしめられている形になっている
かなり恥ずかしい
取り敢えず落ち着くまで
此処で待ってよう。そう思い
窓の方を見ると
『…っ！？
出久…、ちょっと此処で待ってて』
出｢え…？A…！？
ちょっ…！！｣
出久の手を離し
人混みに逆らいながら外へ出る
先程窓から見た場所へ行くと
その人はいた
『っ、お茶子…。
ここで何してんの…』
麗｢…あ…、
A…！！よかった！！
実はね…｣
『あぁ、ごめん。
お茶子じゃないもんね…＿＿？』
麗｢…！？｣
私がそう鋭い目をして
そいつは少し驚いた顔をするが
またすぐに少し笑みを浮かべた
｢気付いてたんだァ…？｣
『まぁ、確信はさっき
お茶子は��出久くん��なんて言わないしね
どーせボロ出たんでしょ？
病室の時はちゃんと��デクくん��って
言ってたのにね。ざーんねん。』
｢あっはは
やっぱりそこかァ
初めましてトガです！！｣
『んで？
お茶子何処にやったの…？
場合によっちゃァ君に喧嘩をふっかけるけど』
｢ちょっとだけ眠ってもらってるだけだよー。
バレちゃったし…、ちゃーんと返すよ｣
そいつはそう言うと
くるり。と私に背を向けて
雄英から出ていく
｢あ…。｣と声を漏らし
また私と向き合う形になる
｢ちなみに爆豪勝己くん？
あの子ねぇ、私が脅しちゃったら
すーぐに乗り換えちゃったよ〜
両思いだったのに
残念だったねぇ？
じゃあまたね？Aチャン｣
その言葉に思考が止まる
どういう事だ。
本当は両思い…？
脅したってことは
勝己が私と別れなきゃ何かをされる。って
言われたってこと…？
その瞬間
勝己の思いや私が今までしてきてしまった事を
ふと思い出してしまう
『かつ…き…っ、』
あぁ、私はなんて事を…。
愛しい彼の背中を憎しいと思ってしまった
頭が混乱して息が荒くなっていく
出｢A…！！A！！｣
『いず…く…、』
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ミラコ - 神作品！何回も読み直している者です！彼氏さん天国でも、ささくれさんの事見守っていると思います。辛いと思いますが真っ直ぐ前を向いて彼氏さんの分まで幸せに人生を送れるよう、心から願っております。これからも、ささくれさんの更新など応援しております！ (10月28日 23時) (
レス) @page41 id: 70229c7aa2 (このIDを非表示/違反報告)
破壊の伝導者(プロフ) - ささくれさん» 初めまして 悪の象徴で一本書きたい者です。よろしかったでしょうか？ (2020年12月3日 18時) (レス) id: f479ce3622 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon - ささくれさん,大切な人を亡くされて辛いと思いますがいつも応援しております。私も五年ほど前に事故で幼馴染を亡くしました。大切な元カレさんの分もしっかり生きて下さいね。元カレさんのご冥福をお祈り致します。 (2020年1月13日 15時) (レス) id: 5e8336fae3 (このIDを非表示/違反報告)
。。。。 。。。 - 貴方様の様に強くなりたいと勝手ながら思ってしまいました。これからも頑張ってください。応援しています、作者様に幸せが訪れることを切に願っています。 (2019年2月21日 19時) (レス) id: 6df44453a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - あんまり無理しないでくださいね。 (2019年1月31日 17時) (レス) id: 90bbb80c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ささくれ | 作成日時：2018年9月19日 21時
