- ページ8
…
mk「おい、ドンヒョガやめろよ！！」
hc「マクヒョンいいでしょ〜！」
あれから数年、私はまさかの形でデビューをした。
女性アイドルではなく、周りは異性ばかりで
男性アイドルの中の紅一点としてデビューすることになった。
“紅一点計画”なんて馬鹿馬鹿しい。
新しいことに常にチャレンジしたいあの人は、「ずっと考えていたんだ」なんて力説して“YES”しか選択肢のない契約書を差し出してきた。
候補生から外された私は、あの日以来そのまま男の子たちと同じレッスンを受けることになったし、そうなるならいっそのこと事務所を辞めようとしたところに、ジャニに止められてのこのことここまでやってきた。
まぁ、ファンの人もびっくりだよね。
候補生としてあがってた人が、まさかのデビューせず
事務所を辞めたと噂が流れたと思ってたら、NCTとしてデビューするんだから。
心配なのはファンの人たちだけではない。
メンバーのことだ。
みんなルキズの子達ばかりだし、知らない顔はいないから安心はしたものの、年頃の男の子、その中に自分と違う性別の人間がいたらどう思うんだろう。
今まで、年上がいたからオンニたちやオッパたちに頼ってきたのに、このグループでは私が最年長。
紅一点だけでもあれなのに、
最年長というまた違うプレッシャーが私を襲う。
活動をしていく中で、
男女の違いが出てくるのがとてつもなく辛かった。
js「ヌナ、これ知ってる？」
「ん、？それ何？」
js「あ、ヌナ知らないのか〜…えっとね？」
「はぁ、はぁっ…」
ty「ヌナ休む？顔色悪いけど…」
「大丈夫だよ、」
歳の離れた彼らと話すのも、分からないことだらけ
全てを理解することができない苦しみもあった。
hc「そしたらテイリヒョンがマクヒョンに対して
怒ったんです！」
mk「怒られました、笑」
tl「いやいや、これには訳があって、」
楽しそうに話すメンバーたち
どうやらマクとテイルがゲームをしていて、マクがあまりにも強いからズルをしているのではないかと不正を疑ったテイルが怒ったらしい。
その話に対して、みんなは頷き笑っている。
でも私は知らない。
"女性だから"と、
宿舎の階が違うため話に入ることができない。
"女性だからこそ"
違う仕事があるため帰宅時間が被らない。
「ZEROさんは何かありますか？」
「えーっと、」
これがグループ活動をスタートさせた時の孤独。
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1550人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無題(プロフ) - ありがとうございます( т т ) そのお話、私も書こうと思っていました！ぜひ書きたいと思います！いつも見てくださりありがとうございます^ ^ これからもよろしくお願いします~♡ (2023年2月6日 0時) (
レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
水恋(プロフ) - この作品本当に面白くて大好きです！お気に入り登録もしちゃいました！♡リクエストなのですが、夢主ちゃんがMAMAで日本に来た時、ドリムちゃんたちのコンサートに行ってたくさん絡むシーンが見たいです、、無理言ってしまってごめんなさい！更新頑張って下さい♡ (2023年2月4日 22時) (レス) @page12 id: b9026dcaf5 (このIDを非表示/違反報告)
無題(プロフ) - 名無し87778号さん» コメントありがとうございます( т т ) 頑張ります( т т )！ (2023年2月4日 9時) (レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
名無し87778号(プロフ) - 続き楽しみにしています🥺 (2023年1月25日 20時) (レス) @page9 id: fec6041023 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無題 | 作成日時：2022年12月28日 20時
