「引きこもりと空港ファッション」 ページ39
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『ねぇ…チソン。』
js「なんですか。」
『ほ、本当に着なきゃダメ？』
js「はい。」
日本に行く前日。
一週間以上も日本に滞在するなんてワクワクが止まらなかった僕は、せっせと荷物を詰めていた。
明日着る服もちゃんと決めていたし、なんならアラームもセットして夢を膨らませていた。
なのに、起きた瞬間渡されたのは、緑色をした上下のスウェットに白のニット帽。しかもそれが全員同じだと言う。
『はぁ…最悪、』
js「ファイティン。」
両手をグーにしてガッツポーズをして部屋を去るチソンを見送り、服を着替える。どうやらサイズが小さいのかわからないけど、ダボっと着るであろうスウェットの丈が短かった。上はゆったりと着れるけど。
恐る恐る部屋にある全身鏡で自分の姿を見る。
『………まぁ、悪くはない。』
うん、本当に。
可もなく不可もなくって感じだ。多分これは部屋着へと変わっていくんだろう。
『お待たせしました〜…』
cl「遅いよ〜。」
どうやら、いつも日本に行く時は一番に準備を終える僕は、
今日は一番最後だったみたい。チョンロに急かされながら急いでバンに乗り込む。
hc「…テオ、おはよう。」
『ヘチャン、おはよう。』
眠そうなヘチャンの隣へ腰を下ろす。
本当にみんなお揃いの格好で空港に向かうんだ。
これは随分話題になりそう。
なんて思いながら、僕も目を瞑った。
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無題(プロフ) - まこさん» テオくんを気に入っていただけて作者としては嬉しい限りです(TT)本当にありがとうございます!これからも楽しいと思っていただけるように頑張ります(TT) (2022年12月4日 9時) (
レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - いつも楽しみに読んでます。主人公が可愛すぎて最高です！これからも頑張ってください！ (2022年11月24日 2時) (レス) @page38 id: b641e1ddfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無題 | 作成日時：2022年9月25日 14時
