『東方物語』三人の…【男主】

第３３話「お前を戻しに来た」 ページ40

夜影side

スキマを通って来た場所は…

夜影)…夢魔館……

俺達にとって、二度と入りたくない所だった

夜影)おい…誰かいるぞ

目の前にいたのは…

遥魔)キリ…ン
霊夢)！
遥魔)おい…嘘だろ…？

俺達が見たキリンは…


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赤い槍に刺さって眠っていた

遥魔)どうして…俺達は…お前を戻しに来た……どうして…どうして………どうしテ…

まずい、遥魔の精神が壊れる…！

夜影)落ち着け遥魔！まだ間に合うはずだ！とりあえずお前は落ち着け！
遥魔)……

遥魔はゆっくりこちらを向く
だが…その頬には…

遥魔)うるせぇ、俺ぁあいつをぶっ壊す

赤い線が出ていた

あれが呪い…か

気付くと遥魔はいなかった

夜影)っ…！泉理…！

見ると泉理も前に走っていた

魔理沙)どうにかできないのかぜ？
夜影)…よく見ると心臓を刺されている……
夜影-全員)っ！
夜影)…俺は上級回復を持っていない……
咲夜)その上級回復って？
夜影)上級回復は俺達の住んでいた国ではﾀﾋんでしまった者を生き返らすことができるんだ。たった一人だけしか持っていない。そいつを探そうにももうﾀﾋんでいる可能性が高い。ただ聞いたのは王族の……王族？
フラン)王族って事は夜影たちと同じ王子？
夜影)……王子…
千瀬)その王子って、いなくなってしまったもう一人の王子じゃ…？
夜影)…なら…誰だ…誰なんだ……思い出せ、一体誰なんだ…！

頭を片手で押さえる

夜影)誰だ…一体…。………、なんだ、これは…
霊夢)どうしたのよ？
夜影)これは…誰かの記憶…？
華)なにがうつっているの？
夜影)これは…紅月？そのそばには…一人のメイド？何か言ってるな…
霊夢)何て言ってるかわかるのかしら？
夜影)そのまま言うぞ

「紅月王子。お見合いのお話ですが…」
「断る。俺は好きではない女といたくない。それにもうすぐ始まるんだぞ…戦争が」
「…それはわかっております。ですが紅月王子もいい年頃です。そろそろお考えなさっては…？」「…相手は誰だ？」
「○○国○○城の○○姫です」
「…父上に考えておくと伝えておいてくれ」
「わかりました」

咲夜)……
夜影)この髪の色、目の色…姿。…あれは紅月だ


あぁ〜…キリンがぁ〜…

・・・

次回予告
第３４話「」←ごめんなさい思い付かないんです
それでは次回もゆっくりしていってね！

第３４話「」←ごめんなさい思い付かないんです+α→←第３２話「あの場所へ」

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