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瀬呂「させねぇ!」
佐藤「いっけーっ!」
終わった、と思ったのも束の間、
瀬呂くんがテープで動きを止め、佐藤くんがそのテープをぐるぐると振り回し遠くへ飛ばしてくれた。
私はヘタリとその場に座り込んだ。
瀬呂「…通言!!」
佐藤「大丈夫か!?」
私は何度も頷いた。
「……うに!」
そしてありがとうの意味を込めて、笑顔でそう言った。
意味は伝わっていないだろうけど、何故か2人の顔が赤かった。
そしてそれから数分後、ドカンッ!と大きな音がしたと思えば、私が壊したドアをさらに壊し、
オ「嫌な予感がしてね、校長のお話を振り切ってやって来たよ。来る途中で飯田少年とすれ違って、なにが起きているかあらまし聞いた。
もう大丈夫......私が来た!」
____オールマイトが現れた。
でも、オールマイとは______笑っていなかった。
その後物凄い速さで緑谷くん達を助け出した。
障子くんに抱えられた相澤先生に駆け寄る。
「......ネ、ネギ?」
相澤先生はすごい怪我で意識がなかった。
”…己が命を重んじる。俺は、生徒達にそう言うヒーローになって欲しい”______無茶し過ぎだよ。
______________________
緑谷くん達がオールマイトの戦闘に加わっていて心配になったけど、オールマイトが脳味噌敵を吹っ飛ばし、みんな安堵した。
その後、先生方が到着し一件落着。
初めてプレゼント・マイクの戦闘を間近で見たけど、本当に凄い声量。それに強い。
でもさっき攻撃する前に舌打ちしてた。機嫌が悪いみたいで少し怖い。
マイク先生は振り返り私に近づいて来て、しゃがんで口についた血を親指で拭った。
マイク「......結構無茶したな。後でリカバリーガールに見てもらえ」
「蟹味噌」
私は2本目のノドナオールをポーチから出し、
「マグロ」
これがあるから大丈夫、と見せ付けた。でも______。
マイク「ダメだ、ちゃんと見てもらえ」
そう言うと、頭に手を乗せてから階段を降りて行った。
逆らったら怖そうだから言う通りにしよう。
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ゆかり(プロフ) - soraさん» ありがとうございます!もしかしたら書き途中で非公開で保存しているので、その影響かもしれません。お待たせさせてしまって申し訳ありません。 (2022年7月29日 18時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - コメント失礼します!!作者様の楽しく読ませていただいてます!!私だけかもしれないのですがこの作品の通知がきても更新されてないんです!!どうしたら良いですか?長々失礼しました、、、投稿楽しみにしてます!頑張ってください!!! (2022年7月29日 18時) (レス) id: 246c6fd1e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - お豆さん» ありがとうございます!今書いてますのでお楽しみに! (2022年7月28日 14時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
お豆 - 楽しく読ませてもらってます! 続き待ってます!! (2022年7月28日 13時) (レス) @page30 id: 674fb87294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます! (2022年7月26日 7時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆかり | 作成日時:2022年7月13日 11時