消えたい「ハイキュー」

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あー、消えたい。



そう思いながら、高校の試験を受けている。


虐められた訳ではない。ただ生きるのがしんどい。


オレンジ色の髪の毛の子は頭を悩ませながらシャーペンを動かしている。



私は分からないところは飛ばしているし、それ以上悩まなくたって、平均点は取れている自信はある。



全てのテストを終え、帰っていた。
ぼーっとしながら、気づけば家に着いていた。
家の付近には白鳥沢の生徒がたまにたむろしている。
私の住んでいる家は白鳥沢に近いから、また、コンビニも近くにあるから。



「今日は何言われるかな」


そう呟いて、家のドアを開けた。




母「おかえりー、ご飯食べなさい〜」

「ただいま、わかった。制服脱いで降りてくる」


食卓を見るとギトギトの油料理。唐揚げやトンカツなどの物が多くあった。あんまり食べたいと思わないんだよな、、、、。


無理やりお腹におかずを入れ込み、トイレで戻した。
食べたいと思った時は戻さないけど、油料理や食べたくないなと思ったら戻してしまう。

よくご飯を抜く癖があるため、周りの子と比べてかなり細い方に入る。



そういえば、オレンジの子どこの子だろう。落ちてないといいなぁ。私は受かると思うけども。
あの子、本能で生きてそう。



そう思いながらその日は眠った。

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