９２羽 ページ7
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「やせた土地……？どういう意味ですか……？」
「青葉城西は及川以外弱い。」
何のためらいもなく牛島はその言葉を放った。Aもその言葉に大きく目を見開く。
「弱い……青城がやせた土地なら、俺たちは……コンクリートか何かですかね。」
日向がそういいながら牛島に近づく。牛島は一瞬怪訝そうな顔をしてから続けた。
「何か気にさわったのならば謝るが、青葉城西に負け県内の決勝にも残れないものが何を言ってもどうとも思えん。」
牛島がそういった直後、体育館内から大きくバウンドしたボールが牛島の正面にやってきた。牛島がジャンプし、取ろうとしたそのボールを取ったのは日向だった。助走をつけた日向が高く高く飛び、掴み取ったのだ。
そのジャンプ力に牛島さえは驚きを隠せないでいる。
「コンクリート出身、日向翔陽です。」
「……同じくコンクリート出身、影山飛雄です。」
「……湖出身、コンクリートの水溜り在住、白石Aです。」
「あなたをブッ倒して、全国行きます」
牛島の胸にボールを突きつけながら、日向は言い放った。
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あのウシワカに堂々と宣戦布告……したまではよかった。
「来月になったら期末テストあるの、分かるよね。……わかるよね。で、予想は付いてるかもしれないけど、赤点の教科があった場合その補習が週末にあるから……遠征にはいけないから。」
その後の馬鹿4人組、もとい田中西谷影山日向はてんやわんやだ。田中と西谷はどこにあるか分からない逃げ道へ逃げようとしたり、影山は息をしなくなったり、日向は烏養にすがりついたりと……。
さんざん暴れて、日向はとうとうAにもすがり付いていた。
「Aー！！俺、俺はどうすればっっ！！」
あまりに必死な姿に少し不憫になってきて、Aは目線を泳がせてから苦笑いする。
「あー、私でよければ勉強教えるよ？」
「えっ、マジで！？」
「そういえば白石さん5組……進学クラスだよね。」
「そりゃ白鳥沢学園中入れたんだから頭良くて当然デショ。」
月島の言葉に皆あー確かに、といった反応を見せる。俄然その頼もしさをしった日向は、がっとAの手を掴んで「ありがとなー！」と上下に大きく振った。
「あ、でも私委員会とかでたまーに休み時間居ないからさ、その辺は変わり頼める誰か見つけてね。」
「おう！」
「……で、影山クンはどーするのかな？」
「……頼む。」
「はいはい。」
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希(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (
レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(；-；)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください！楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン！← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました（*´ω｀） (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2016年2月27日 3時
