１２４羽 ページ39
「ナ、ナイスカバーナイスカバー！」
「日向、器用だ」
器用だな、と
東峰がそういおうとしたとき、その言葉をさえぎって
「おいっ！！」
と日向が叫んだ。
「今、手ェ抜いたな！！？？」
本能のままに叫んでいる、と言う言葉が適切だろうか。
とにかく敵意むき出しで日向は叫んだ。
が、周囲にはそれが伝わらず、首を傾げるもの、緊張した顔色になるものと様々であった。
「手を……抜く？俺が、バレーで？
もう一回言ってみろよ」
影山は鋭い目つきで日向を睨んで、胸倉を掴んだ。
「おいコラ！」
それを澤村が止めて、武田がタイムアウトを取る。
「今のは落ちてくるトスじゃなかったっ！」
日向の言葉にまた周囲は首をかしげる。
そのとき、Aは影山のトスに感じた違和感に気づいた。
「(そうか……手をぬくて、そういう……)」
打った日向であるから気づける程度の微量の差ではあるが、それが日向にとっては大きい問題だった。
「飛雄」
やめな！と日向に叫ばれて深刻そうな顔をしている影山を呼びとめ、肩に手を置いて言う。
「�爛船咾舛磴鵑�欲しいトスに１００％答えているか。答える努力をしたのか。�瓠�
「！」
分かってる、と消え入るような声で影山は呟いた。
・
・
「お邪魔しまーす」
「お、今日も来てくれたんだAチャン」
バレーシューズをはいていると、木兎がボールを持って話しかけた。
そんな木兎に悪戯っぽい笑顔を浮かべて「月島の成長を見届けたいんで」と言葉をかけた。
「そっかそっか。まぁありがたいに越したことは無いけど……。
ところでAチャンかつっきーかしら無いけど、今日は仲間連れ？」
木兎が扉を見ながら言ったから、Aも振り返るとそこには顔をのぞかせる日向の姿があった。
「相棒はどうしたのさ」
月島が聞くと、日向は少し照れくさそうな様子で答える。
「影山はまた一人で練習。研磨にトス上げてもらおうとしたら五本で逃げられた」
「研磨が五本も自主練に付き合っただけでもすげーぞー」
「だから」
「俺も入れてください！」
「俺も入れてください！」
日向ともう一人の人物の声が重なる。
「リエーフ！」
「あ、日向！」
そのもう一人の人物はリエーフであった。
その後、黒尾がレシーブ練が終わったのか問い詰めた後
「じゃあ人数そろったし、三対三やろーぜ」
と、話を切り出した。
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希(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (
レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(；-；)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください！楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン！← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました（*´ω｀） (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2016年2月27日 3時
