１０３羽 ページ18
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夜の学校という雰囲気におびえながら、Aは廊下を歩いていた。
というのも、あの速攻について日向と影山に伝えたいことがあった為だ。今日の練習後は荷物整理などで忙しかったために、何も言わず仕舞いで終わっている。こういうことは本人たちの感覚が薄れないうちに伝えた方がいい。
要点をまとめたノートを持って、日向のいるであろう部屋を目指す。廊下の明かりがついていることは本当に救いだ。とはいえ一刻も早く戻りたいため足早に歩いていた時、トイレの前で誰かと話しているオレンジの頭を見つけた。あんなに鮮やかなオレンジ色の髪を、Aは一人しか知らない。
「日向！」
「え？おっ、A！」
「A……？」
日向がAの言葉に反応すると、話していた人物がトイレから出てきて顔をのぞかせた。銀髪の髪に緑の目。190cm近くありそうな身長はトイレの扉ほどの高さがある。
「……貴方は？」
「俺は音駒の1年、灰羽リエーフ。アンタ烏野のマネージャー？」
「うん。1年の白石A。よろしくね、灰羽くん。」
「リエーフでいい。よろしくな、A！」
そういった灰羽は長い手を前に突き出した。おそらく握手を求めているのだろう。間違っていたらどうしよう、という不安感を感じながらおずおずと手を差し出す。ゆっくりと伸びるAの手をグッを掴んで、灰羽は人懐こい笑みを浮かべた。
「お、俺を忘れんな！！」
空気的に自分が置いてけぼりにされたのが気に入らなかったのか、日向が2人の横でピョンピョン飛び跳ねる。一瞬本題を忘れていて、Aはそうえいばという風にノートを差し出した。
「そうそう、日向。これ今日の要点。終わったら飛雄にも渡してくれる？」
Aがノートを差し出したけれど、日向は少し不機嫌そうにしてそれを受け取らない。Aも灰羽も不思議そうに日向の様子を窺えば、むっと頬を膨らませる日向と目が合った。
「リエーフも影山も名前呼びなのに、俺だけ名字なのなんかヤダ！！」
「子供か！」
「子供かよ！」
Aとリエーフの声が見事にはもった。はもったことも、子供らしい日向も、すべてが面白くて。楽しそうに笑いながら「いいよ、翔陽ね。」と日向の肩を叩いた。
「じゃあまた明日。2人ともはやく寝なよ。」
それだけ言葉を残して、Aは欠伸をしながら来た道を戻っていった。
(日向、)
(ん？)
(……烏野、マネージャーのレベル高いな！)
(だろ！)
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希(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (
レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(；-；)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください！楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン！← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました（*´ω｀） (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2016年2月27日 3時
