初めての一目惚れ【及川徹】

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それから朝練も終わり、

今はみんな部室で着替えているところ。
　
　
　
　
松川「今日の及川、元気ないな」
　
　
　
　
　
花巻「振られたんじゃ？」


　


岩泉「あれぐらいがちょうどいいだろ」
　
　
　
　
『聞こえてます〜！

ちょっと普通に人がいる前で振られたとか
言わないでくれる？！マッキー！』
　

　

岩泉「でお前振られたのかよ」
　
　
　
　
『いや、逆』
　
　
　
するとみんなはつまんねえと言いながら、

また着替える手を動かしはじめた。
　
　
　
金田一「及川さん、本当モテますね」
　


どっちかっていうと…
　
『いや、それも逆』
　
　
　
　
花巻「どっちだよ！ややこしいな！」
　


『俺…





好きな子できたかもしんない』
　
　
　
そう言えば岩ちゃん以外、


全員がこっちを見た。
　
　
　
　
　
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