Running

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あの後、点滴を打って家に帰ってきた。

他のメンバーはまだ仕事中らしく、丁度家には俺と蓮くんて瑠姫くんの病院向かった組しかいなかった。









蓮｢景瑚寝るまで景瑚の部屋行くわ｣

瑠｢俺もいこーっと｣











そう言ってくれたから、有難く招き入れた。

まあ、体調悪い時に1人で部屋にいるのは正直心細かったからありがたかった。













1度2人は荷物置くのと部屋着に着替えるためだけに部屋に戻ったけど、すぐにやってきた。












蓮｢とりあえずもう景瑚はベットで横になって。｣

瑠｢後明日ダンスレッスン行ってもいいけど、ドクターストップだから、見学だけだよ。｣











蓮くんが横になっていいよって言ってくれたから座らず、横にならしてもらうことにした。










蓮｢あの時、撮影俺隣でそーいえば良かったね。でも、ちゃんと服引っ張って限界なの教えてくれたのすっごく嬉しかったよ。頼ってくれたって感じしてね。｣

瑠｢景瑚がやっと頼ってくれたから俺も感動｣

景｢2人のおかげでほんとに助かりました。｣












なんかそろそろみんなの優しさが申し訳なくなってきた。
でも、それでこそメンバーなんだな。とも思った。











瑠｢景瑚、今申し訳ないって顔してる。｣
蓮｢頼ることだけ考えてればいいって言ったじゃん？ね？｣











本当に優しいお兄ちゃん達。
だからこそなのか














景｢ねえ蓮くん、瑠姫くん…俺もう辛い…何もかも辛い…｣












気がつけば、今まで誰にも見せることが出来なかった胸の内をポロポロ吐き出していた。

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