Running

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蓮side









やっちゃった…









本当はもっと景瑚を問い詰めれば良かったのか…、無理矢理でも連れて帰れば良かったのか。








皆でダンスのトリートメントしてる時、本人は無意識だったんだろうけど、確実に体調は悪そうだし、顔色はどんどん悪くなってくし、踊っててもフラフラだし何回か目の焦点があってなかったのはすぐに分かった。










なんでそんなに我慢しちゃうんだよ…











さすがに俺も見てられなくなって、本人に帰るように促した、ちょっと喧嘩になっちゃったけど。










いきなり目の前の視界が広がったと思ったら、目の前でドサッと音がして景瑚が倒れた。













すぐさま、奨くんと純喜が介抱して瑠姫がスタッフさんを呼びに行ったついでに奨くんと景瑚の荷物を取りに行って、拓実はすぐ駆け寄ってきて、翔也と汐恩と祥生はただただ動揺しちゃって、碧海は奨くんに言われて救急車を呼びに行ってくれた。












奨｢俺、景瑚に付き添うから蓮は皆連れて先家に戻ってて。｣

瑠｢あ、スタッフさんが送ってくれるって。｣

蓮｢分かった。｣

奨｢ナオトさん、今仕事終わりの豆迎えに行ってるはずだから、ナオトさんには俺が病院から連絡しとく。で、豆は家に送るよう伝えるから。｣











奨くんはそれだけ言い残して、到着した救急車に乗り込んだ。

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