狂気の華をください【テニプリ】

狂気の蕾が増えゆく ページ4

SHRで席替えをし、横が越前くんになった。女子からの視線が痛い…


越「…ねぇ」


貴「私…であってる？」


越「あってる。ね、あんた…不二先輩と
付き合ってるでしょ？」


貴「いきなりだね…まぁ付き合ってます…ね」


越「不二先輩ってどんな感じなの？」


貴「どんな感じ…か」


まあ、皆がいう"普通"かな


貴「まあ…優しくて一緒にいて楽しいよ」


越「ふーん…」


貴「越前くんは好きな人とかいないの？」


その瞬間女子の目がこちらに向いた
こっわ。越前くんモテすぎでしょ


越「興味無い」


クラスの女子のほっとした息が聞こえる
いやどんだけ安心してるの…
まあそりゃ越前くんかっこいいほうだしね


貴「…ですよねー」


だと思った。越前くんテニス一筋だからね
周助先輩を見に行ってるからついでに
見ちゃうんだよね


それから越前くんと盛り上がってると
廊下がざわついた


特に気もよせず越前くんと話してると


不「A」


周助先輩が立っていた


貴「え、周助先輩！？どうしたんですか！？」


いつもと違う。だっていつも閉じてる目が
今日は綺麗な青い目が見えるから
それに声のトーンがいつもより低い


不「…ちょっと屋上行こっか？」


ほぼ強制的に腕を握られ屋上に向かった

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